2016-09-23

君の名は。公開記念『秒速5センチメートルカップル限定鑑賞会

新海誠は「君の名は。」で「秒速5センチメートル」を見た人に向けて、ファンサービスまたはSMプレイをした。

今も弄ばれた傷は消えないし、ハラハラもドキドキも「君の名は。」の後ろに見えた「秒速5センチメートル」のせいだ。

いつRADWIMPS山崎まさよしに変化するのか、というのも見ものだった。

桜の花びらが秒速5センチ(遅い)で散る瞬間を、今か今かと見守った。

新海誠ポスト駿と言われているらしい。本人もピンと来てないだろう。

しかしだ。

新海誠宮崎駿と同じことをやったのだ。

1992年7月18日公開の映画紅の豚』この映画ラストシーンを思い出してほしい。

「あれ、結局人間に戻ったっけ?豚のまんまだっけ?」となるだろう。

その9年後2001年7月20日に公開された『千と千尋の神隠し

ラストの展開を思い出してほしい。

きっと当時生粋ジブリファンは途中まで思ってたはずなのだ

「豚…豚のまま終わる…!」

奇しくも『君の名は。』は『秒速5センチメートル』の9年後に発表されている。

君の名は。」にはまだ、過去作を見た人をいたぶる仕組みがある。

この映画には雪野百香里というキャラクターが出てくるのだ。

君の名は。で雪野に気付いたときハッとしてうれしく思うのだが、それがどんどんと不安かられていく。

雪野、やっと幸せになれてたかもしれなかったのに!ああああ!!

てな具合でファンサービスに溢れることこそが、監督には必要なんだと思います

タイトルのやつ、どこか悪意のある映画館はしていただきたい。

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