2016-09-19

フェチ系の即売会に行ってきた


先日、初めてフェチ系グッズの即売会に行ってきた。

大した話じゃないんで身内向けのチラ裏とでも思ってほしい。

今回は首輪などのグッズの展示・即売会に行ってきた。

直視するのが恥ずかしくて調べきれてなかったけど、

当日は緊縛ショーやワークショップも開かれていたらしい。

どのイベントなのかはまぁいろいろ調べてみてほしい。

私自フェチ系グッズへの関心はたぶん人並み。

「ナナとカヲル」を読んで一度くらいならと思うくらいのM寄りで、

ケラ読者が好きそうな世界観ファッション可愛いと思う。

ぼんやりとそういう憧れはあるけれど調べるとっかかりがないタイプ

同人誌即売会ならともかく、こういうのに参加するのは初めてだし、

おもしろみのある服も綺麗な服も持たない喪女が行ったら浮くんじゃないかとヒヤヒヤした。

直前まで迷っていたものの、付いてきてくれる人が捕まったので行くことにした。


会場は中心部をはずれた駅近くの撮影スタジオ

周りに看板なぞあるわけもなく、静かな住宅街倉庫みたいな場所だった。

本当にやっているのだろうか不安になりながら受付らしき人に入場料を払い会場へ。

会場は思った通りそこまで狭くなくて、だいたい同人誌即売会イメージまんまだった。

ただスタジオだけあってところどころ雰囲気のあるつくりが見える。

美女腰掛けそうな絵になるソファ、何かを吊ると思しき一角など。

私がコスプレイヤーだったらさぞ興奮したと思う。

地下の部屋から数階のフロアで何部屋かにまたがって展示されており、

だいたい1部屋2~7くらいの展示だったと思う。

最初に入ったブース首輪、と言ってもチョーカーのようなものも多く、

鎖が付いてたりする「いかにも」なものは一部であった。

思ったよりは気軽に使えそうなカラフルもの、細めなもの、鍵付きのもの

これらがすべて人の意思制御するために存在すると思うと圧巻だ。

日常生活では着ないような服をまとい、

「私はあなたに従う存在です」

という意思表示をするのはたしかに少し歪な形をしていて、セクシーだと思う。

会場をざっと見た感じ、男女比は1対1くらい。

時間ほど滞在してないの実際のところはわからない。

ちなみに終盤行われた緊縛ショーは女性比率が高かったらしい。

特にカップル男性が目立つということもなく、

ざっくりケラ系女子と一人で来たおっさんといった印象。

女性黒髪ぱっつん姫カットビビッドな髪色のお姉ちゃんが多い。

みんなそれぞれに好きな格好をしているので、

喪女から浮いちゃうよ~~><といった心配はあまりいらなかった。

(売る側も露出度の高い服や普段着などそれぞれ)

そこで初めて実在ラバースーツというものを見かけた。

そこまで興味はなかったものの、実際に試着できるというので着てみることにした。

ちなみにラバーという存在を知ったのはつい最近のこと。

フォロイーのフォロイーの写真で見かけて面白いな、と思っていたくらいの認知度だった。

フェティッシュな「ジャンル」として認識したのはこのイベント終了後になる。

ぴちぴちした薄いマットみたいな服をハンガーから降ろして更衣室へ。

今回は全身黒人間みたいなスーツではなく、ワンピース型のドレスにした。

販売側の女性が着せてくれたが、まぁ想像通り吸い付く吸い付く。1人だったら無理だろうなあ。

普段の服のサイズを試着して、思ったよりはすんなり入った。

そのよくわからないびろびろした更衣は、身に着けると

少しひんやりしていて、全身に吸着する感じがあって心地よかった。

鏡で見るとテカテカしていて、アメコミか何かのヒーロースーツを思い出した。

続けて他の試着を進められて、今度はコルセット内蔵のものを着てみる。

ここでは普段の服よりひとまわり小さいサイズを進められ、そちらを着ることになった。

女性二人係で後ろのファスナーを上げると、先ほどよりもぎゅうぎゅうに全身が締め付けられた。

少し苦しいけどさっきよりも密着感がすごい。

鏡でみてみると、締め上げられた腰のくびれが強調され、胸元が際立っていた。

腰~胸元にかけてが立体的な構造になっており、寄せてあげて効果がすごい。

下半身デブも相まって腹部のひょうたんラインが強く主張していた。

たぶんサービスだろうけど、表面の質感をテカテカにするジェル?を縫ってもらうとなおすごい。

鏡の中の私は、ボディコンのおねーちゃんみたいな身体をしていて質感まで変わってしまった。

ひとのからだというものは、こうも簡単に形を変えてしまものなんだ。

眼で実感して肌で納得させられる屈服感に支配されるのがどきどきしたし、なんだか面白かった。

書き忘れていたが、脱ぐとき解放感もすごく気持ちいい。

ああこのエロティックな質感と感触解放感にやられるんだなと納得するしかなかった。

気付けば即売会ならではの価格販売する方の感じの良さ、

体型補正のパワーに惹かれてお買い上げまでするとは思ってなかったけどさ。

あれから改めて着てみてお札挟んで自撮り撮って遊んだ

べたべた腰回り触ってみたりしてとっても楽しかったけどさー。

まさかこんなことになるとは思ってもみなくて会場を去った後もしばらく放心していた。

いやあまぁ、楽しいからいいんだけど、なんだか何か一線を越えてしまった気もする……。

よくわからないどきどきに、今も胸が締め付けられている。

この気持ちは変かな。

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