うちの家族には車椅子ユーザーがいる。よって、出掛ける際にはお店がバリアフリーかどうかを調べる習慣がある。
とある日、家族で出掛ける用事ができた。ついでに外で食事もしようと、いつものように事前リサーチをした。確か、あの辺にファミレスがあったよな…と検索すると○○店があった。店舗のサイトには車椅子マークがついてる。よし、ここに決めた。
しかし、当日用事を済ませてそのファミレスに立ち寄ると愕然とした。なんと入口に段差があったのだ。入口が2階にあるっていう程でもないけど、車椅子がのぼるには不可能な段差の数と傾斜。幸い、うちの人は車椅子ユーザーではあるが、掴まるものがあればヨロヨロと歩けるので介助しながら無事に入店することができた。
うーん、おかしい。確かにサイトには車椅子のマークがあったのに。全くバリアフリーじゃないぞ。不可解な気持ちのまま食事を終え帰宅した。
どうしても気になったのでもう一度、店舗のサイトにアクセスした。やっぱり車椅子マークがついてるじゃんかよ、嘘つき!と思ったら、マークの詳細説明のリンクがあった。なんと車椅子マークには2種類が存在していたのだ。ひとつは、トイレのバリアフリー。もうひとつは入口のバリアフリー。前者のマークだけを見てバリアフリーなお店と勘違いしてしまったという訳だ。なるほど、確かにあのファミレスの入口にはスロープはなかったが、トイレには手すりがあったな。こりゃ、こっちの確認不足だったわ、反省反省。
……。