観た。
あの映画は青春を謳歌している容姿の優れた恋愛勝ち組が楽しむためにあるのであって、恋愛負け組の灰色青春持ちの容姿の悪いアトピーゾンビが楽しむものではなかった。
あの映画は、「あー懐かしいなー自分にもこんな青春あったなー」とか「そうそう。この二人っきりの空気が心地いいんだよね」と自分の青春恋愛と照らし合わせて楽しむ映画なのだと思った。
「アトピーゾンビは気持ち悪いから人に好かれないから一生恋愛とは無縁のごみ人生なんだろうな」「アトピーゾンビじゃなければ青春を謳歌できたんだろうな。友達ができたんだろうな。れんあいができたんだおるな。彼女ができたんだろうな。この映画みたいな恋愛を楽しめたんだろうな。」
「アトピーゾンビの人生つまんね。生まれてきたくなかったな。つまんね。くだらね。何にも頑張る気にならないや。なにやっても無意味だということはアトピーゾンビウイルスの治療でいやというほど知っている。くだらない人生だ」
「容姿がよく生まれてくれば虐待もいじめもなかったんだろうな。そしたら前頭葉が委縮しないでコミュ障にならないで済んだんだろうな無気力にならないで済んだんだろうな」
「いじめ加害者は虐めてたことなんて忘れて青春恋愛を謳歌してるんだろうな」「生まれが悪いと何も楽しくないな」とかそんなことを視聴中に考えてた。
アトピーゾンビは一生一人で孤独に生きて死ぬということが分かっているから死にたくなる。
学生恋愛なんてできないんだろうな。この映画みたいな経験は一生できないんだろうな。健常者はいいな。普通に生まれて来たら恋人作るのなんて楽勝なんだろうな。健常者として生まれて来たら人生楽しいんだろうな。
修行が足りない 現実世界はすべてが妄想だと思って過ごさなかったのか あんな青春が無くても妄想を頼りに理解できるだろう 想像力が足りないんだ 新海だって「あんな青春無かったで...