2016-08-26

人との待ち合わせのため上京したのだけど、

時間が早すぎたので適当なバーっぽいカフェへ。

そしたら棚に山崎の18年が置いてあって、

えっ、こんなところにあっていいの?ほんとにいいの?飾りじゃないの?

テンションが上がってしまった。


聞けば、18時以降にお出しする、と。

ヤバい、これは知人に悪いが待つしかない。

スマホ文庫と行ったり来たりしながら待つこと三時間

メニューにないので少々お待ちを、だとか

チェイサーのソーダをソーダ割ですか?と聞き間違えたり、

若干不安になりつつも目の前でボトルを開けていただいたウイスキー

屋台のちっぽけな光に映えるような、飴色のような琥珀色をしていた。

鼻を翳すと、色に似つかわしい豊満香りがすぐに吸い込まれていった。

樽という子宮から今、僕の中で産声を上げていた。

1200円1ショット50mm、チェイサー込み。

アマゾンさんで購入しようとすると、

同じ年付き、同じラベルで、700mmのボトルが45000円くらいだったか

飲み干してもお釣り取れるよ、つーか東京住みなら毎晩通いたいよ!?

滅多に出来ない経験だった。

JGバラード原作ハイライズという映画を見て、あぽーんな感想と一緒に全部吐いた。

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