私は増田の象徴として、毎日のようにクソを漏らし続けてきた。雨の日も風の日も漏らした。路上、電車、映画館、コンビニ、駅構内、時間場所を選ばずクソを漏らし続けた。パンツを履いたままクソが肛門を通過する気持ち、どれだけわかってもらえるだろうか。自分から強烈な悪臭がして周りから注目を浴びる気持ち、わかってもらえるだろうか。
私は増田の象徴としてそのようなことを続けてきた。誰から褒められるわけでもなく、ブクマされるわけでもなく、スターが付くわけでもなく、むしろけなされてばかりで、見下されたり同情されたりして、私の心はクソを漏らすよりも傷つき、尻の皮膚はかぶれてドロドロになっているのだ。
私は何のためにクソを漏らすのか。そんな疑問はずいぶん昔に消え失せた。意味などない。私が増田の象徴として存在し続ける限り、何の意味もなく、何の価値もなく、誰の要請もなく、クソを漏らし続ける。それだけなのだ。
だが、本当はもうやめたい。トイレでウンコをしたい。ウォシュレットを使いたい。そういう気持ちがある。隠しようもなくある。心の奥底から湧き上がってくる。
増田の象徴としての役割を誰かに譲ることが出来るだろうか。このような過酷な勤めが私の他にできるだろうか。
私の心はもう折れている。
どうか、心ある増田氏、増田の象徴になってもらえないだろうか。
増田より。