2016-08-03

選挙技術分析もういいです

選挙が終わるたびに、各候補や各党について、この主張が〇〇層の人気につながっただの、こんな選挙戦しかできないようでは×党は終わりだだの、そういうニュースコメントが増える。選挙結果をよく説明する分析も当然あるだろうけど、これ、もういいわ〜って思う。"×党は選挙がヘタなので終わっている"ということを投票する側に理解させてどうするんだろう?"では、選挙が上手な〇党に入れましょう!"って話がしたいんじゃないだろうに。

必要なのは当選した人が今後いい仕事をするように促すことや、人気取り技術依存して当落が定まってしまう(しまった)ケースを注意・反省することだと思うけど、分析結果をそういうことに貢献する考察まで持っていってるのはほとんど見たことがない。単に分析結果を説明するだけなので、人気取りにおいて優秀な人が、あたか為政者として相応しい人であるかのように感じてしまう。でもちゃんと考えたら、人気を集めて維持する技術がある人を為政者として選びたい訳じゃない。ある状況で適切に振る舞えることは、プラスではあるけど、選ぶ決め手にするほどのことではない。行政仕事遂行するには別の能力がたくさん要る。

この当たり前のことを改めて確認し、気持ちる〜くなった夏の1日。

なお、報道事実を伝え、解釈受け手に委ねるのが大事みたいな話はこの場合眠たい話。各メディア解釈がきちっと構築してあるほど、各々をぶつけたり比較したりする間に話を深められる。正直、自分解釈を打ち出すのを尻込みしてるから、代わりに"客観的"な技術分析お茶を濁してるように感じる。

とか言ってますが、自分のこの記事自体技術分析みたいなもんです。ごめんなさい部屋の掃除でもしてさっさと寝ます

分析大事だしそれなりに難しいけど、きちんとした分析結果をつかって解釈や主張をまとめるまでが本当の仕事です。メディアの皆さま頑張って!ということです。本当に言いたいのはね。

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