もともと、江戸しぐさは、エリート商人たちが築き上げた行動哲学であり、勉強家が多い。こういう人は、道を歩く時だって勉強している。例えば二宮金次郎だって歩きながら本を読んでいるだろう。江戸時代には車はないが、馬だって走るし、道もそれほど整備されていたわけではなく、安全にながら歩きができるわけではなかった。そこでエリート商人を中心に、ながら歩きの技術が発展していた。
大弾圧によりエリート商人が全員殺されてしまい文献が残っておらず、口伝で伝わっているので、正確な技術はわかっていないのだが、以下の様な感じらしい。
これが全貌だと伝えられている。
× 歩危者 ○ 呆気者