「お前は優しいやつだから」
と言われながら育った。
何も疑わなかった。
「俺は優しいやつ」というキャラを意識しながら今まで生きてきた。
友達からも「お前は優しい」「○○くんは優しいよね」って言われて
まぁニタニタ笑って生きてきた。
自分は本当に自意識過剰で、それまで自分が優しさと感じていた自らの行動は全て、自分のために行ってきたことで
誰かが本当に他人へ尽くして頑張っている姿を見たり、感謝の気持ちで友達にお祝いしてあげているシーンを目前とするとドキっとする。
自分はどこかで人に感謝しても、何かをしてあげても、腹の奥底では「これは単なるポージングであって、本当に感謝してないんだ。この行動によって、将来的には自らに良い影響で返ってくるはず。これは未来の自分のための行動。」なんて思う。
就活なんてほんとうにそうで、就活のために就活に有利になることなら、その行動に気持がなくても単なるカタチでしかないことを一生懸命になっている。
だから、自分と深く関わっている人達は、いずれ自分の本心を察して「こいつはマジで仲間のことなんかこれっぽっちも考えていなくて結局自分しか考えてねーじゃん」なんて思ってるんだろうなって思う。
何か人間関係でトラブったとして、その場しのぎでまずは下手に出て謝る。ただこれもまた、ポージング。内心では「おめーだって悪いじゃねーか。クソが。」って思う。ただ、そんな風に感じていてもSNSや他人に直接ぶつけることはない。そうすることで他人からは「優しいやつ」というイメージを保ってきた。マジでやなやつ。
それは益田が冷たいんじゃなくて、一般人よりメタ認知が発達してる(=頭がいい)から、 自分の行動を一つ上の視点で俯瞰できるせいで、現実把握と感情とがコンフリクトを起こして...
メタ認知 メタ認知 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BF%E8%AA%8D%E7%9F%A5 メタ認知(メタにんち)とは認知を認知すること。 人間が自分自身を認識する場合において、自分の思考...