2016-07-24

白昼ハニートラップ仕掛けてくる女

さっきからシュレッダーの方から強い視線を感じる。

右斜め後ろから何かがこっちをじっーと見ているのを猛烈に感じる。

見ているのは、黄色ものに点が三つのあいつだと思う。

ニコちゃんマークではない、はちみつ好きなクマのほうだ。

見てはいけない、見てはいけないと頭では分かっている。

だって普通に考えて、黄色クマパンツ履いてきてる時に、パンツが見えるように仕事するやつなんていない。

他の社員通りすがりに指摘するはずだ。

じゃないとしたらみんなグルだ。

これは世に言う『ハニートラップ』というやつに違いない。

クマの目の中には極小カメラが仕込んである

そしてクマと目が合った瞬間写真を撮られ、昇給デモの時に俺の視姦行為を曝露されるのだ。

みたらだめだ!みたらだめだ!

と言い聞かせていたら、頭の片隅にコマンドが出てきた。

黄色クマがさみしそうにクマがこっちを見ている。どうする?」

「見る?見ない?」

間違って「見る」を押してしまった俺。

クマバッチリ目が合った。

見ちゃったらもうしょうがない。

こうなったら、とことんその中に充満しているはちみつにおじさんが顔を埋めて顔をはちみつだらけにしてあげるよ。

初めからそれが目的だったんだよね。

よく考えたら、パンツ黄色いのは理にかなってるな。

漏らしてもばれにくいもんな。

それも含めて確認して欲しかったんだろうな。

来月は昇給の嵐だな。

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