2016-07-22

シロクマ先生(というか医者)に地方ネタを語ってほしくない

だって、彼らは条件が気に食わなければ、よそへ行くこともできるわけでしょ?

もちろん人間関係組織のしがらみはあるだろうが、腹さえくくればどこでもやっていける。

田舎を出て別の田舎にも行けるし、田舎と都会を往復することも可能だ。

それも、生活レベルを落とさずに。

地方絶望はいろいろとある

交通が不便だの、似たような店しかないだの、似たようなヤンキーしかいないだの。

でも、忘れちゃいけないのが、そこから身動きが取れないことだ。

クソな環境とクソな住民に馴染めず、それでもここを離れると、

縁もゆかりもない場所に行かなければならない心細さ。

地方が窮屈というのは、個人的にはそういうのを含めてのことだと思っている。

しかし、いつでも地方から逃げられる人が、それを語って語り尽くせるものだろうか?

地方重力に体を引かれる辛さは、いったんそれを振り切る術を得た人間にはわからない。

もし、昔はそれを体感していて、今頭で理解することはできたとしても、

たぶんもう体は忘れていて、肌感覚に蘇らせることは二度とできないはずだ。

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