2016-07-11

若くしてIT系フリーランサーになった人見ていて

新卒(?)からか、あるいは、社会人経験があまりない状態で、やむにやまれない事情からIT系フリーランサーになってしまった人を見ていて思う事がある。

 もうね、普通に会話してても、発言からからヤヴァイのよ。当人仕事できる(といっても、発注から発注された範囲仕事しかしてないんだけどね...)と目を輝かせてアピるんだけど、やることなすこと社会人感覚から乖離が悪い意味ですごいわ、指示待ち君から脱却できてないわ、社員が当たり前に書ける資料とかが全く書けないわ、議論意識目線もひくすぎてがっかりだわで、せっかくの請け負った仕事がほぼパーフェクトにこなせるという魅力が全部帳消しになってる気がします。こりゃどうみても、「君、出来るから社員にならない?」とは絶対に思えず、「どうやってこのままダメになるまで安く使い倒そうかな?便利だし」としか見ることができないのよ。悪いことはいわないから、自分とこ以外の(笑)大手企業にとっとと正社員就職して、サラリーマン処世術(というか文化と生態とロジック)を覚えてからフリーなり社会人になってくれぇと強く思った次第。

 フリーの良い所は、自分で人脈増やして、より良い条件か内容の仕事を取ってきてやりこなせるという自由がある点。なのに、どういうわけかこの自由をろくに行使せず、大して旨味も儲かりもしない仕事に嬉しそうにいつまでもダラダラぶら下がり、しかも次につなげる動き(営業)を全くしてない人がこうも沢山いるのか不思議しょうがない。さらにわけわからんのは、フリーへの仕事の紹介会社みたいなところを経由してしか仕事してない人が意外と多いということ。もうね、どうみても、当人ダメになるまで中抜きされつづけるでしょ?そんな契約形態しかもそれって派遣やら契約社員よりも、いろいろな条件も将来の展望も悪いよ?もちろん、一時的腰掛けにそういった紹介会社使うなら話もわかるのだが、何故かそこにぶら下がり続ける気マンマンというのが、もうね、搾取される側に自ら堕ちていく感じ満載なのよ。彼らに共通しているのは「いつか、良い生活を」と言ってるんだけど、時間が経てば経つほど益々状況が悪くなる上に、自ら急いで獲りにいかなきゃ絶対いまの状況から脱出できないというのがどうもわかってないらしい。1年経つごとに状況悪くなる一方なのに、何故それがわからず将来のない仕事ばかり請け負うのか?が全く不思議

 フリーってのは事業主なの。スキルアップ収入に直結、もしくは、継続可能ビジネスに発展しなきゃやる意味ないの。スキル収入になるのは若い間だけで、30過ぎたら別の武器か別の強力な金儲けの仕組みを自分で持ってないと、発注元は別の安い若い子に、すぐ発注を切り替えちゃうわけ。基本的発注元はフリーランスを単に安く使い潰す気マンマンなんだから。ちなみに、長年やってベテランでなければ務まらないような仕事は、残念だけど、フリーランスに任せるのじゃなくて、全部正社員死ぬ気で奪っていくの。正社員は年取ると辞めるリスク少ないし、正社員必死自分立場を作る生物から発注元の正社員の動きとして当然でしょ?しかも、長年正社員やっている人は社内政治も長けているから、本人の技術スキル以前に、社内政治力で仕事奪っていくので、フリーランスは正直勝負にならないの。だからとっとと正社員になるか、それとも自力で金儲けのサイクルをどう作るかを考えてとっとと実行したほうが良いよ?

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