■一票の重み
選挙に行かないことは自分の首を絞めることになると言われてるけど、説得力のある理屈がなされているのを見たことがない。
「みんなが」行かなくなったら、とか特に若い人が行かないと若い層自体が政治家にとって票を集められる魅力的な層でなくなり、相対的に若い人が不利になるような政策を行うようになる、とかいうけどそれは結局一票の話ではなく「多くの人」が一票の価値を軽んじたらの話。
一票の重要性を説くならば例えば一票が選挙の結果に影響を与えた歴史を持ち出せばよい。
ないならその可能性がこれからあることを示せばいい。
もしそれができないなら一票には価値がない。
そして残念ながらそれは事実なんだ。
だからこそ一票の重要性を説く人はその際に必ず「みんながそんなことをしたら」という枕詞を必要とするんだ。
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