2016-07-02

ふらいんぐうぃっち地方生活勘違いをしないでほしい

数話しか見てないが、風景神奈川の内陸部あたりで畑が混在する郊外のようにみえた。それと生活描写についても地方優雅に暮らす大金持ちの人たちにしか見えなかった。

まず田舎と比べて家と家の間隔も全然違うし、あんなに模型みたいな綺麗な家ばかり並んでいるはずがない。

それに色味を抑えているつもりかもしれないが、どことな原色っぽい下品さがあるのは都心から少し外れた街並みのようなセンスのなさを描写しているように見えた。田舎もっと全体的に灰色でくすんでいる。緑も空もあんなに鮮やかに見えることは少ない。

次に住んでる家についても、あの造りで床も柱もピカピカなのは戦前から代々続く名士か何かで、土地資産もある人が最近建てた家のようにみえた。おそらく築10年以内で、いい木材をふんだんに使って代々の付き合いがある大工にでも作らせたのだろう。窓や建具に土埃ひとつついてないし古い家特有年代感も感じられないことから庭師お手伝いさんといった人を使って年中 家の手入れをしているはずである

奥さんも絵本作りなんてたいそう高尚な趣味を持っているようで、週末は県庁所在地あたりにある新聞社文化センター講師でもやっていそうな雰囲気だ。地方でもかなり裕福な部類にあたる文化人である

ひとつ違和感があるのは旦那さんで、痩せ型の苦労人のような描かれ方をしていたようにみえたが良い家柄なのであればもっとボンボンのはずだし、豪農として財をなしたのであればもっと肌艶よくギラついているはずである婿養子でやって来て家業をやらされている気苦労の多い人物なのだろうか。詳しく見ていないので分からない。

以上のように自分の好みから外れる作品だったので断片的にしか見ていないわけだが、地方生活や細かな描写に癒されるといった讃える記事を時折見たため違和感を持っていた。

おそらく、作っている人も褒めている人もあまり田舎での生活実態を知らない人たちなのではないだろうか。

これに憧れて地方移住なんてことはないはずだと信じたいが、念のため作中にある倉本家の生活は、生まれながらに恵まれたほんの一握りの優雅な家の姿を描いているということを理解しておいてほしい。

  • 家が贅沢だということは理解したが、皆の一番の関心は、魔女が実際にいるかどうか?にあると思うんだ。 マンドラゴラは自生してるもんなのかね。

  • 田舎住みの奴の「私こそが本当の田舎を知っている!舐めんな!」みたいなプライドってなんなの?今時田舎の実態を知らない奴の方が少ないだろ。 「田舎が幻想的な目で見られてる。...

  • 弘前市は増田が頭の中に描いている「THE 田舎」ほど田舎ではないってだけの話だろ

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