2016-06-30

クソ雑魚ナメクジ養殖業の朝は早い

毎日決まった時間に三度、匿名ダイアリーをチェックして、クソ雑魚ナメクジたちの健康管理するんです」

 そう語るのはクソ雑魚ナメクジ養殖業者の増田さん(47歳)。

 十年前に務めていた外資系シンクタンク退職し、祖父の代からつづくこの道を選んだ。

「クソ雑魚ナメクジたちが好みやす話題があるんです。

 そういう記事をこっちで見定めて選別していく。

 こちらの狙い通りのトラバがついたときは感激もひとしおですね。

 この稼業やっててよかったな、って思える数少ない瞬間です(笑)

 笑顔のたえない増田さんだが、養殖業の内実はきびしい。

 クソ雑魚ナメクジほとんどははてブで消費されるが、他増田コンテンツの台頭によりクソ雑魚ナメクジ需要は年々減少傾向にある。

「それでも、まだまだクソ雑魚ナメクジを欲しがるブクマカたちはいます

 私は、そういう人たちが一人でもいるかぎり、クソ雑魚ナメクジ養殖をやめたりしたくないですね」

 匿名ダイアリー文化は、このようなアツい信念をもった増田によって支えられているのだ。

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