2016-06-28

恋人が実は男だったので別れた。 ちょっと改変してみた。

つきあって一年ぐらい経過し、 私たちのお年ごろ的にもそろそろ結婚視野にいれなくちゃなーとそわそわしていたら、

恋人から「言わなくちゃいけないことがある」「実は私、男なんです」

 ???トランスジェンダーってこと?」

「いや、そうじゃなくて性自認も男だし、身体も男だし、社会的にも私生活でも男だよ?」

 つまり??私は男と付き合っていたのか???

 たしかセックスするときなんかおかしいなあ、エロ漫画で読んだのと違うなあと訝しんではいたけれど……

 ということは、

「おまえはゲイだということか?」

「いや、ゲイじゃないよ。ヘテロだよ」

 なんだよ、ペテロって。使徒かよ。

もっと日本人にもわかるように日本語で言ってくれ。」

もしかして、気づいてないの?あなた女性だよ」

 私が……??女??

 慌てて洗面台へ駆け込む。 そこに映っているのは今まで見たこともないような美貌を放つ、妖麗な美女……。

「もうあなたとは付き合えない。別れよう」

「どうして急にそんなところになるのか、わからない」

と泣きつかれるが、私の意志は固い。

 私は別れの理由を告げた。

「新しい恋人を見つけたんだ。」

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