2016-06-15

AVの本番行為を潰しても出演強要問題解決しないんじゃないのか?

大手AVプロダクション社長逮捕 女性「出演強要された」 労働者派遣法違反容疑

http://www.sankei.com/affairs/news/160612/afr1606120006-n1.html

ブコメでも多くの人が指摘していますが、女性が出演強要警察相談したのになぜか本番の有無が問題になっています

ヘタをすると自由規制されたのに強要は温存されているということにもなりかねません。

本番行為が無いというのと騙しや出演強要が無いというのは別の話です。

チョコボール向井氏は「いまとなってはかなりクリーン業界で、騙しとかはないんですけどね。」としつつも、次のように語っています

AV歴史をたどると、80年代は騙しが多かったんです。「雑誌取材ちょっと裸になるだけだから」といって、AVのことを知らせずにつれてくるんですよ。そういった子たちはプレイの時も体がひらかないので、こっちとしても辛かったですね。当時の擬似プレイも、これを考慮していたんだと思います。」

教えて、AV業界の裏側!新宿2丁目伝説AV男優に会ってきた - りょーすけネット

http://www.ryosuke-takano.net/entry/2016/05/19/115049

ついでですが、昔(80年代ごろ?)のエロ本については、川本耕次ポルノ雑誌昭和史』(ちくま新書)で次のように書かれています

常識的に考えれば「カメラの前で裸になってくれますか?」と聞いて「はい」と返事をもらってから撮影に入るべきなんだろうが、実はこれではうまく行かない。

 それより、エロ本だという事実を隠してとにかく撮影に入ってしまう。下着の撮影だという事にしておけば良い。」

「みんなの足を引っぱって邪魔しないように懸命なような、まあ、そういったマジメそうな女の子がカモで、それも一人で帰れないような遠くに連れ出してしまえば拒否しづらい」

「よく誤解されるのだが、エロ本出版社というのはヤクザ暴力団がやっているわけではない。ヤクザっぽい人がやってるわけでもなく、ごく普通の人がやっている。」とも書かれてるんですが、カタギの人間結構無茶をするものです。

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