2016-06-10

夜中、泣きながら飛び起きて目が覚めた。

とても切なく、あたたかな夢を見ていた。涙を拭いながら気持ちを整理する。

みるみる輪郭を失っていく夢の登場人物たちの記憶とは対照的に、ある思いが強く胸に湧き上がってきた。

うどん   食べたい。

そういえば夢の中にもうどんが登場したような。

確か、誰かと一緒に店の前でディスプレイを見て、昼食をうどん屋に決めたような。そんな気がする。

時計に目をやる。 午前3時31分、2時間ほどしか寝ていなかったようだ。

からうどんを湯がくわけにもいかないので、息を整えて再度眠りについた。

そのようなわけで、今日食堂でいつもの定食メニューに目もくれず、うどんを注文した。

ただのうどんなのだが、そのうどんの美味しいこと美味しいこと。染み渡るとはまさにこのこと。

しかし急にあんな風に夢の影響でうどんが食べたくなるとは。

何か栄養でも足りていなかったのだろうか?と思ったけれど、うどん特に多い栄養素なんか別にないような気がする。

しかしたら、胃腸が疲れていて、そのことを無意識自覚した影響だったのかもしれない。

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