2016-05-30

BBCアメリカコマーシャル日本コマーシャル

最近海外出張が多くなって、ホテルテレビを見ているとCMにずいぶん違いがあると気付かされる。

日本海外って言っちゃう主語がでけえって言われちゃうから日本アメリカね。ハワイが多いんだけど。

どっちのCMがいいとかじゃなくて、差があるなって話。

まず日本CMは「かぞえ唄」「おぼえ歌」的なものが非常に多い。今やってる代表例だと、「ソニー損保、フー!!」とかちょっと前のだと「リボンブラ」とか。リズムと言うか音曲に合わせて商品の魅力を伝えるもの

一方アメリカCMはそういうの少ない。敢えて日本CMでいうと「ダイソン」や「トリバゴ」のが近い。BGMはないか、あるいは最低限で、商品解説あくま普通の喋り。プレゼンテーションに近い。

日本CMは、BGMがないと駄目かのような強迫観念がある。それと効果音が非常に大きい。でも、これらはなくてもいけるんだなーとハワイで思った。一方アメリカに多いプレゼンCMではどこまで消費者の心に刻めるかはわからない。

ソニー損保とか頭の中に残っちゃうリズム系はこれが強い。効果音がでかいのは中国とか台湾もそうで、アジアっぽいと言えるのかも。プレゼン系は真面目に効果を聴きとれる。騒々しいBGMはない。

テレビコマーシャル文化や作り方の歴史、どこかでまとめた本とかサイトないだろうか。テレビコマーシャルがない時代からの「モノの伝え方」からの影響があるように思うのだ。日本だと、想像がたくましくなるが「おっぺけぺー節」とか祭文語りとか「語りもの」系になんとなくメディアとしてのルーツがあるような。

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