2016-05-28

これだ、これ

http://anond.hatelabo.jp/20160526082201

もう過ぎ去ったはなしだが、うちの妹が突如として俺に対して異常に甘くなった時期があった

母曰く「あんたを見るときだけあの子の目がハートの形になってる」「あんたのことを話すときだけ語尾にハートマークがついてる」「あの子好意を抱いてる相手を前にすると両手を後ろ手に組む癖があって、あんたと話すとき殆どそうしている」と

思い当たる節がなくて不思議に思っていたが、当時妹と友人達との間で交換日記みたいなもの流行っていて、壮絶な女の見栄の張り合いが繰り広げられていることは母を経由して知っていた

ここからは俺の推測だが、たぶん、そこで妹が友人達にハッタリをきかせられる唯一の存在が兄である俺で、友人達に「自慢の兄」を吹聴するうちに、自分自分のついた嘘に騙されてしまっていたんじゃなかろうか

少しでも自分のでまかせが現実になるよう暗示をかけ続け、ついには現実の俺と理想の兄の境目が曖昧になり、あの気色悪い猫なで声の発生源となってしまったんだろう

帰省したときに推測が当たっているかどうか母に訊ねてみるか

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