2016-05-25

自分で楽しめないブログ

http://mubou.seesaa.net/s/article/438251943.html

この記事を読んで、本当にそうだな、自分が読みたいと思えるものを書かなければブログなんてつまらないなって改めて思ったので、書いてみた。

はてなブログを何ヶ月かやっている。

分類的には「主婦ブログ」ってやつ。

動機は、ここのところはてブ議論になっているブログ収入アドセンスamazonアフィリエイト。もう何がきっかけでブログ飯やはてなに行き着いたのか忘れてしまったのだけど、暇な時間に何か書いて月数万儲かるならお小遣いになるのでいいなくらいの感じで始めた。

元々文章を書くのは好きで、ブログサービス渡り歩きながら日記みたいなものを書いていた。そんなに読者がいるわけではないのだけれど、ネット歴だけは長いので、当初はブログ、ここ何年かはTwitterフォローしあったりしつつ、なんとなく好きなテイストの人たちとゆるく繋がり続けることができていて、まあ満足だった。

はてなブログは、この日常垂れ流し的なものではなく、お金を稼ぐならターゲットを絞ろうと思い、主婦的な分野の中の、あるテーマネタを持っていたので、それに沿った記事作成から始めた。でもとんとPV収益とやらは増えなかった。

他のはてなブログを観察していると、はてな界隈で見られるようになるには、どうも、

鉄板的なテーマがあること(ブログ論、PV収益報告、自分が選んだ〇〇ベストX選+アフィリエイト、食レポ+アフィリエイトノウハウアフィリエイトなど)

はてなブログ巡回し、スターなりブクマをつけて顔を売るのが必要であること

がなんとなくわかってきた。

まず手軽そうな②からやってみた。これはものすごく面倒くさかった。

スターなら読まずに適当に連打すればいいのだが、正直あまり効果はない。

ブクマ場合は、割といい確率で向こうもブクマを返してくれ、PVにつながるようになってきた。でもブクマはそこそこ読んで内容に言及する必要があるので、正直興味がなかったり話が合わなそうなブログにそれを続けることがあまりにも苦痛で、途中で挫折した。

ちなみに、最終手段として、中身をほとんど読まずタイトルだけで判断して、「参考になりました!」「そんな方法があるんですね、私もやってみます!」みたいなテンプレコメントを貼り続けるのもありではあったが、それをやる勇気はなかった。

続いて①をやってみた。テーマからブレるのはちょっと嫌だし、薄いというか、自分検索していて当たると舌打ちしたくなるようなキュレーションメディアの記事みたいで嫌だなと思ったのだが…これが効果があった。

ホッテントリというほどではないが、二桁のブクマがついて、それまでの数倍のアクセスが来たのだ。

②をやっていて、多少、ブクマの初動をつけてくれる人がいたというのもあったからかもしれない。

そうやってPVが増えると、それまで、これ壊れてるのかな?と思うくらいクリックがなかったアドセンスにも収入が入るようになった。とはいえ一日最大数百円程度だったけど、それでもそれまで閑古鳥だったので、ものすごいことに思えた。

それで、①を続けることにした。

が…これまた途中で苦痛になってきた。

自分検索で当たると舌打ちしていた、キュレーションメディアみたいな根拠に乏しい薄い記事

はてなブックマークホッテントリに入ってきて、読んでみたもののつまらなくて「読んで損した!」と思うような記事

そういうのをまさに自分が書いているのだ。

自分の素の文章日記が、他の人が読んで面白いというようなほどものとは全く思っていない。

けれど、自分が楽しんで書いているか…罪悪感なく書いているか自分が読みたいと思って書いているかがこんなにモチベーションとか、自分ブログを好きになれるかどうかに関わってくるとは思わなかった。

そしてそれを月に数千円のためにやるのもなんだかバカバカしくなってきた。主婦が片手間でやる程度のブログなんてこんなもんだ。文章の才能があるか、文章クオリティを上げるか互助会頑張るかとかのなんらかのよほどの労力をかけない限り、ブログなんかでは儲からない。痛感した。

最近はてなブログ更新頻度は落ちている。

でも、時々、日常生活の中で、あ、これはネタになるかも、アフィリエイト貼れるかも、と思うと、なんというか一度その道にハマってしまった因果を感じ、また自己嫌悪に陥っている。

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