2016-05-16

異性愛優遇されてるみたいな言い方はムカつく

同性結婚を巡る議論で、異性愛は認めているのに、なぜ同性愛は認めないのか、という意見があるが、

対立軸異性愛vs同性愛じゃないだろと言いたい。

異性愛だって、ただの恋愛であるうちは、別に優遇されない。

適齢期の男女が交際して、お互いの親に挨拶して、婚姻届を出して、初めて法律婚として優遇される。

最近じゃ、そこまで行き着く恋愛の方が珍しいぐらいだ。

そして、全ての異性愛優遇されるとは限らない。ポリガミーというのがあるらしいが、

これは日本法律だと優遇対象から外れている。

また、今でも妾を囲ってる人間というのもいるんだろうが、やはり扱いは原則としてアウトローである

全ての愛が愛というだけで優遇されているわけではない。まずこの前提が忘れられているように思う。

今の結婚制度人口再生産に軸足が置かれているから、そこに寄与しないもの排除されている。

同性愛が悪いんじゃない。同性愛だろうが異性愛だろうが平等価値がないのだ。

から、そこをすっ飛ばして、とりあえず同性結婚だけ優遇対象に入れろというのはダメだ。

同性愛以外の愛のカタチも、同時に全部認めてやらなきゃ筋が通らない。

まあ、結婚やそれに類するパートナーシップを認めるとこまではいい。差別も減るだろう。

けど諸々のお手当てまでよこせやっていうとこまで行くと、さすがにちょっと図々しいんじゃないか

結婚式は金落とすんなら好きにすりゃいい。部屋が借りられる方がいいし、病室にも入れる方がいい。

私企業アピール目的で祝い金だの何だの出すのも、どうぞおやんなさいと思う。

ただ、それらと公に経済的メリットを与えるのとでは次元が違う。

しかし、こういうのを公の場で言うと叩かれるから何も言えないとなると、もうファシズムだよなあ。

  • 同性愛以外の愛のカタチも、同時に全部認めてやらなきゃ筋が通らない。 戦ってなくて戦果の後乗りだからダメらしいッスよ

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん