2016-05-15

ちりめん山椒とイカ納豆

そろそろ小満の時期。

スーパー野菜売り場に山椒の実が並ぶ。

おお。1パック250円。

なかなか安くなってきたじゃないの

と思いながら、カゴに入れる。

一緒に買うのはもちろん「ちりめんじゃこ

できれば1匹1匹が小ぶりの少し高いものが良い。

「釜揚げしらす」のほうが安いけど、

天日干しされた「じゃこ」が美味い気がする。

合わせるなら、やっぱり日本酒ですよね。

販売り場で純米酒を物色。

こないだ読んだフリーペーパー

スパイシーものスパークリング日本酒

マリアージュが良いみたいなこと書いてあったな。

と、八海山の濁りスパークリングを購入。

あと、料理中に飲む缶ビールも購入っと。

家に帰るなり、テレビをつけて

山椒の実を外していく。

細い茎が多少混ざるがあまり気にしない。

少しずつパックの中の山椒が減り、

ボウルの中の実が増えていくのが楽しい

全て取り終わったら、鍋で湯を沸かし

ざらざらっと山椒を入れて30秒。

タイマーをかけるのも面倒なので

心の中で数を読み上げる。

1、2、3…28、29、30

よし30秒。ザルに山椒の実をあける。

さっきまで茹でていた鍋に水をはり

山椒を戻し、辛味を抜いていく。

30分のタイマーをかけ、しばしの我慢。

ここで缶ビールをプシッ。ぐび。ふぅ。

我慢できなくなって、

日本酒と食べようと買ったイカの刺身

冷蔵庫から取り出す。

あ。隣の納豆賞味期限明日までだ。

これはイカんね。イカだけに。というわけで、

納豆パックにイカ刺しを放り込んでイカ納豆

忘れちゃいけないのがチューブカラシ

追いカラシ。そう。俺は刺激ジャンキーなのだ

テレビはさっきの旅番組が終わって

昔のバラエティ再放送をやっている。

2缶目のビールを開けながら

イカ納豆のヌメッとした舌触りを楽しむ。

おお。ツンと辛い。でも美味い。

ビールぐびぐび。

なんて余韻に浸ってると、

タイマーからジリリリと呼ばれる。

はいはい今行きますよ。と。

水に浸かった山椒をザルに開けて、

鍋に醤油1、みりん1、砂糖少々を入れて中火にかける。

ラグラっとしたら、じゃこを投入。

菜箸で鍋底が焦げ付かないように手際よく混ぜる。

もちろん、その間もビールをぐびり。

少し水分が飛んだところで山椒の実を投入。

弱火に火を弱め、かしゃかしゃとかき混ぜる。

水分が飛んでチリチリしてきたら、味見。

おお。天才。これは良いじゃないの。

バットちりめん山椒を開けたら出来上がり。

このまま粗熱をとって、冷蔵庫

なんだけど、この温かい奴も美味いのよね。

と、急いで小鉢に盛ってテーブルに運ぶ。

玄関が、がちゃっと開く。

あ、彼氏仕事から帰ってきた。

おかえりー。一緒に飲もう。

ビールスパークリング八海山どっちにする?

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん