topisyuさんはプロジェクタで俺のブログを表示しながら、
「これで差別的な表現ではない? でもこの画像を選ぶのはフェアではないと思います(笑)」
「特定の個人を示してない? でもリンク張ってますよね(笑)」
「ここで今と4年前の、増田さんのブログを比較して見てみましょう(笑)」
こんな指摘を受け続けて、
「そうですね。おっしゃる通りです」
「えー、自覚はしています。ただその頃は思慮が足りなかったというか、はい」
「ちょっとそこ指摘されると厳しいんですけれども、ええ、言葉がありません」
とぼろぼろな受け答えをしていた。
そこまでならまだよかったのだが、最後にこんな発言があり恐れおののいた。
「増田さんが現在のブログを始めた同時期に、更新を止めているあるブログがあります」
「関連性については深く調査をすることができませんでしたが、ご想像にお任せしようと思います」
「参考までにURLとスクリーンショットを載せて、本日は降壇します。ありがとうございました」
内容も全てが悪いわけではなく、その分野に興味がある人には、今でも楽しんで読んでもらえると思う。
戦慄しているとHagexの足音が近づいている感覚が俺を襲った。
「あ、俺終わったわ……」
ここで目が覚めた。
汗がびっしょりで布団は湿っていたが、安堵のため息が口から漏れた。
本当に夢でよかった。