2016-05-11

仕事表現の境

学生の頃、自分作品を色々作って、それなりに評価されてきた。

社会に出て働き出して、やりたい表現に繋がるような仕事10年近くやってきた。

技術的な仕事なので10年もやってれば手に職をつけたようなもので、新人の頃よりはるか収入は上がった。家庭も持った。

ただ凄く苦しい。

せっかく仕事を頼まれてもスケジュールが空いてるのに辛くなりそうなものは断ったり、仕事の事を考えこんで気分はとてつもなく沈む日が毎日のようにある。

学生の頃は働きながら、休みの日にちょこちょこと自己満足でも創作活動ができればと思ってきた。

しか休みの日に創作する力はほとんどなく、今月こそはやるぞと思うだけで何もできずに日々が過ぎていく。

作りたいのに作らない自分が本当に情けなくて嫉妬自己嫌悪ループがずっと続く。

昔は自分なりに面白いものを色々作ってきた事なんて仕事先の人間誰も知らない

ただの技術屋だ。

仕事仕事所詮ビジネス

いくら表現する事ができる仕事と言っても、技術者として自分表現をそこに込めるには限界があるし、関われる部分は極僅か。

何かをクリエイトする仕事を続けている多くの人は勿論そんな事分かりきっている上で、

いか仕事面白くこなすか、制限の中でどれだけのものを作れるかって事と格闘しながらしっかりと仕事をしてるんだろう。すごいと思う。

自分にはそれが上手くできない。

何年やっても上手く気持ちを整理できず、ムズムズしている。

これはビジネスだ、金を稼ごう。と思っても精神的に辛い仕事にぶち当たる。

そもそも今の仕事嫌いなのかと思って、

似たような別の職種への転職も考えているが、結局自分みたいな自己中人間は仕事職場を変えたところで、満足できない気がする。

それとも自分作品だとか表現だとかくだらない考えを忘れさせてくれるぐらい熱中できる仕事があるんだろうか。

仕事に対しての考え方が甘すぎるのは承知している。

モラトリアムの長すぎる糞野郎だと思う。

時間を作り、気合い出して自分作品制作を続けたらこ気持ちは解消されるだろうか。

芸術系学校を出たりして、こういう悩みを抱える人はどうやって乗り越えてるんだろう。

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