2016-05-10

東京タラレバ娘』1~4巻まで読んで思ったことを書きなぐる

だまされてはいけない、これはただの少女マンガだ。

初めは「アラサー女子」とか「婚活女性」とか「結婚できない女たち」のリアルを描いたマンガだと思って読み始めた。

ところがどっこい。

ただの少女マンガだった。(対象年齢的には女性マンガか)

だって白馬王子様も出てくるし、偶然にイケメンとも知り合うし、3人ともちゃんとセックスしている。(主人公にいたっては2人も!)

タラレバちゃんたちのセリフアラサー婚活女性にぐさっとくるだけで、話の展開はきっかバーチャル

その少女マンガ目線で4巻まで読んで、やっぱり面白かった。

特に4巻は、主人公仕事に目覚めるあたりから涙が止まらなかった。(こういう感動展開も少女マンガだと感じる所以だ)

婚活女子必読!」なんて言われちゃってるタラレバ娘。

もっとリアルな設定じゃないと」とか「こんなのありえない」とかときどき評価を下げられているのが解せん。

だって普通少女マンガなんだ。女性の夢や憧れの詰まった話なんだもんこれ。

下男とどうなるのか楽しみだわー。

詳しいレビューは優秀なレビュアーさんたちにお任せするとして。

さて、私は主人公と同じ年に生まれ現在2人の子持ちワーママ

周りには結婚していない同級生がいっぱいいる。

それこそ不倫結婚の望みもない男とばっかり付き合う人や、適齢期に婚約破棄して次が見つからずに婚期を逃した人もいる。

共通しているのは「婚活」じゃなくて「恋活」ばかりしているところだろう。

嫌いじゃなければそれでいい。キスできる相手ならなんとかなる。

それくらいのある意味「余裕」を持って男性を見ることができていない。

好きになる人と結婚したい・・・そんなこと言ってられるのはせいぜい20代まで。

アラサーどころかアラフォーになるというのに、なぜ「恋」を優先するのか。

結局本当に結婚したいんじゃないんだろう。いつまでも恋愛していたいんだろう。

彼女たちの「結婚したい~」という発言がいつも耳を素通りしてしまうのは、

彼女たちの本気が「結婚」ではなく「恋愛」に向いているからだと気付いたマンガだった。

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