2016-05-01

黒柳徹子を題材にした、トットテレビかい番組

見たんだよ、昨日ね。

ドラマじゃねえな、あれは。バラエティだ。

テレビ草創期に生きた、存命の人物をネタにしたバラエティで、描こうとしてるものはまさに「テレビ世界」だ。

なんだよ、くっそおもしろかったわ。

満島ひかり、とかい女優? 徹子を演じるわけなんだけど。

なんだよ、あれ。

すげーわ。

真面目な顔してすごいコミカルなことできるんだよ、あいつ。

地の黒柳徹子としての感情表現、つまりドラマ必要な演技もこなすし、この企画要求するメタ面白さみたいなとこも、きっちりやりやがる。

しかも美しい。本当に美しい。横顔なんてマジで神々しいんだよ。

けどな。題材はオワコンと言われて久しいテレビだ。

その誕生のころを組み替えたネタしか、楽しませられないのか?

出演者、裏方これだけを集められるのはやはり、テレビというかNHKがまだ死んでないことの証左ではあるかもしれない。

森繁渥美清永六輔もみんな死んだ。徹子も長くない。テレビ持ってない人の方が多くなるのもそんなに先じゃないかも。

まだ初回だが、この番組の出来が良ければ良いほど、臨終のテレビへのはなむけ的な雰囲気になりそう。

ブコメの人へ

すみません永六輔死んでなかったわ。

小沢昭一勘違いしてた。

  • それな 精神疾患を抱えた社会不適合者でも働けるんだよって昭和の先輩の最後のメッセージなんだよ 伝えきれずに死んでいった昭和の先輩は口惜しかったろうけど最後の狂婆のメッセ...

  • 面白いって思っても、理屈をつけないと、TVを面白がるのを正当化できないのは、自分に原因があると思ったほうが良いよ。

記事への反応(ブックマークコメント)

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