2016-04-06

http://anond.hatelabo.jp/20160405002856

俺はコーヒーも好きだけど、缶コーヒーも好きだ。

コーヒーストレート缶コーヒー砂糖牛乳の入ってる奴な。

ヘタすると1日に2杯と2本ずつぐらい飲んでる。

で、だ。

缶コーヒーな、あれは「缶コーヒー」っていうジャンル飲み物なんだ。

コーヒーじゃないんだ。

再現を試みたことが幾度もあるが、どうしてもあの味にならない。

あれな、成分表を見るとコーヒーより牛乳のほうが多いんだよ。

でも、愚直に牛乳コーヒーってブレンドしても「コーヒーっぽい牛乳」的な趣のカフェオレいっちょあがりだよ。

もうな、俺は諦めたよ、あれは無理だ。

それにな、缶コーヒーは確かにやたら種類が多いけど、あれは実際に味が全然違うんだ。

同じメーカーのものであっても、オランジーナブラッドオランジーナくらいには余裕で違う。

ミニッツメイドオレンジピンクグレープフルーツくらい違う場合もある。

じゃあ、その「缶コーヒー」ってのは何者か、って話だ。

俺は、そして我々は、何をそんなに求めて、コーヒーとは別腹で缶コーヒーを飲んでいるのか。

それは、甘ったるさだ。

甘ったるくて、後味を引いて、スッキリしない、それが缶コーヒーだ。

驚くべきことに、これには代替がない、ないんだ。

完全なるガラパゴス

我々が口の中を甘ったるさで満たしたいと思ったら、選択肢缶コーヒーしかないんだ。

かの悪名高いマックスコーヒー一定支持層がいるのも、そういうことなんだ。

かくして、缶コーヒーは甘ったるさの独占市場を得、その種類は多様化の一途を辿ったわけだ。

そして、人々は異なる甘ったるさ、異なる後味を求めて、あれやこれやと新銘柄に手を伸ばすんだ。

……ん、缶コーヒーブラック

ああ、あれは人間飲み物じゃないから

記事への反応 -
  • 例えば自販機。 だいたい1列に10本前後のドリンクが並んでいるが、 一番下の列はほぼ全部缶コーヒーじゃないか?下手したら真ん中の段の半分くらいまでもが。 冬の時期はもっと最低...

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