2016-03-22

ストフェスにみる地方におけるオタクイベントでの町おこし限界

問題点として以下があげられる。

  1. 既に街中で実施できる規模のイベントからは超えてしまっている。交通に関しては御堂筋線によってなんとかもっている感じだが、人が集まって無法地帯にならないだけの収容人数は超えている。
  2. ジャンルが偏っているため、電気街などのストフェスの客層と全く違っているお店に対しては、利益が生まれていない。そもそも人混みで買い物ができる状態ではない。
  3. 関東から有名レイヤーが参加するようになったため、広告としては役になっているような感じだが、結局は大阪から発信するものがなく、ネット話題都心部にすべて奪われてしまっている。
  4. 一般人も参加できるため、文脈が共有されていないことによる無法化に拍車がかかっている。
  5. 人は集まったものの、観光など周辺への動線になっていない。御堂筋線でそのまま新幹線に乗って帰るか、なんば夜行バスに乗るか、USJに少数が流れているのみ
  6. リピーター獲得できるだけのメリット提供できていない。

問題が多い中、有名レイヤーが参加するのは

  1. 規模の大きなイベントなので、参加しておかないと取り残された感じがする。
  2. 撮影会などと合わせて、宣伝として参加
  3. コミケ以外でネットの有名なまとめサイト系に載って知名度を上げられるチャンス

といったところか。

地元としては、中国人観光客のように、大量にまとめ買いしてくれる客の方がいいはずである

実際日本橋にいくと、バスに乗ってまとめ買いする中国人によく合う。

日本橋が既に地元大阪人が買い物に行く場所という感じではない。(梅田にいく)

少しでも人が集まってくれればということで、辞めるにやめれない状況なのだろうが、望んでない客ばかりが集まってしまって困っているといったところか。

前回、今回のを見ていると、悪い箇所が目立ってしまい、やっぱり地方治安が悪いという悪影響の方が大きいような気がする。

得したのは誰かということになると、都心部から参加しメディアの主導権を取った人たちか。

観光に結びつけられるくらいのもの大阪にないというのもあるのだが…。

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