2016-03-14

「もはや戦後ではない」は捏造

マスコミ首相発言切り貼りブコメで、昔からそうだったんだろうな的なコメントがあったので、そうですよ昔からですよというネタを。

戦後から復興宣言ではなくて、復興特需がなくなるのでこの先どうしたらいいんだろうが真意

因みに、この「もはや」という言葉は、日本復興から脱して、高度成長という明るい未来を目の前にした状況を表現したものと誤解されることが多く、当時の経済企画庁執筆者意図とはまるで反対の意味として通用してしまっている。当時の「もはや」に込められた認識今日解釈とはむしろ正反対で、「今までは戦後復興ということで、成長の伸び代が多大にあったが、戦前生産水準にまで回帰してしまった以上、この先、この成長をどうやって続けたらよいものだろうか」という、いささか困惑気味のものであった。しかしその後も20年近くにわたって高度経済成長が続いたため、この語は高度経済成長時代の開幕宣言と受け取られるようになった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E7%99%BD%E6%9B%B8

ブリタニカは完全に嘘ですな。

https://kotobank.jp/word/%E3%82%82%E3%81%AF%E3%82%84%E6%88%A6%E5%BE%8C%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84-159610

毎日新聞は、ギリギリ一応嘘は言っていない感はあるが、世間に誤解があることを悪用している。といった雰囲気か。

http://showa.mainichi.jp/news/1956/07/post-3255.html

発言切り貼り意図真逆に利用なんてのは60年も前からやっていることで、ここまで来ると擁護しずらい。

  • もはや戦前である

  • 戦後日本経済の回復の速やかさには誠に万人の意表外にでるものがあった。 それは日本国民の勤勉な努力によって培われ、世界情勢の好都合な発展によって育まれた。 しかし敗戦に...

  • 増田は『経済白書』の該当部分を読んでいないのではないかと思うのだけど、『毎日新聞』の要約が一番適切で、wikipediaにある「この先、この成長をどうやって続けたらよいものだろう...

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