2016-03-08

テストなんか書かなくてもいい」の記事に反応している人たちに対して思ったこと

http://mosa-siru.hatenablog.com/entry/2016/03/06/173930

この記事炎上したらしい。

正直炎上する内容ではないとは思うのだが、ブコメを見てなんかイライラしてしまったので思うことを書いておこうと思う。

まず、タイトルに対して過敏に反応しすぎだ。内容を読めば、テストなんか書かずにとっととリリースのためのコードを書け、ということを言いたいのではなく、自分エゴのために本質的でないことに時間をかけてもしょうがないでしょ、ということを言いたい記事であることは明確であるし、別にこれはエンジニアリングだけに当てはまることではないと思う。例えば、洗濯毎日しなくても、休日にまとめてすればよく、その空いた時間を他の大事なことに使おう、とかと同じようなことだと思う。要するに自己満足のための行動をするのではなく、本当に大切なものをきちんと見極めましょう、ということである

また、この記事を書いた人は、直接面識はないが少し調べたらエリートというのがわかる。学歴、経歴が凄いからといって無条件に支持することにはならないが、少なくとも「テストなんか必要ない」という主張を書くようなエンジニアでないことは明らかだ。書いた人のバックグラウンド理解せずに、タイトルだけで判断したり、内容を真っ向から否定するような人は、自分条件反射で嚙みつくバカですよ、と自ら告白しているようなもので、そこに凄いイライラしたし呆れた。もうちょっと、人を判断する力をつけるべきだ。

そもそもテスト100%書こうとしたり、ドキュメントを綺麗に整えたり、無駄コーディングスタイルに厳しかったりする人は非モテ童貞オタクである可能性が高い。得てしてそういう人らは、理想けが高く、自分の考えを曲げず、頑固だ。だからスタートアップ的、いわゆるリア充的な考え方を受け入れることができないのだ。柔軟性とも言って良い。今必要なことはこれだからテスト別にいらないな、という考えをあるフェーズではもつことができ、違うフェーズに行けば、テストをしっかり書くモードに切り替えることも可能なのだ。そういう柔軟性を、過剰に反応している人たちは是非持って欲しいし、そうじゃないといつまでも非モテのままだ。

この記事に過敏に反応している人たちは、サラリーマンエンジニアとしては優秀かもしれないが、結局はいつまでもサラリーマンエンジニアだ。自分エンジニアなのだから技術のことだけを知っていればいい、コミュニケーションなんていらない、とかいうような人もこのタイプだ。当然、そのほうが楽だし楽しいとは思う。だが、さらに上に行こうとすると、この炎上記事を書いた人の思考にならざるをえないのだ。できれば、ほとんどコミュニケーションも取らず、企画も考えず、技術のことだけ勉強して金をもらいたいというのが本音だ。どうか、そのことを理解した上で、敬意を持つようにしてほしい。

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