2016-02-28

ワクチン不要論

私はワクチン賛成派だったのだけど、最近、心の中でわきたつ反対論に負けてきている。

それについて、書いてみたいと思う。

ところで、前提条件として、ワクチンはなんのために打つのか。

私は、天然痘のように、この世から病気を消してしまうためだと思ってる。

理屈でいえば、1人が2人以上に感染させることさえしなければ、病原体はこの世から徐々に消滅する。

コンピュータシミュレーションなどしなくても、だれでもそんなことはわかる。

エイズなど、この世から消すことは理屈の上では可能だ。

極端な話、感染者が全員速やかに死に絶えてしまえばいい。

治療薬の開発など、エイズ撲滅には足枷しかない。

エイズの撲滅が難しいのは、治療薬の開発が困難だからではない。

無症状のまま過ごす期間が長いせいで、症状に気が付かないまま病気をばら撒く、その一点に尽きる。

一方で、狂犬病なんかは、この世から消滅させることは難しい。

野生動物からまれ感染するということは、感染している野生動物を全て見つけ出して、次の感染動物を出す前に処分なり隔離なりを実行しなければならない。

世界中野生動物をすべてチェックするというのは、かなり無理がある。

古釘を踏んで感染する破傷風なんかは、世界中の地面を一度すべて火で焼いたりしない限り撲滅は出来ない。

その意味で、天然痘は撲滅しやすかった。

1.感染すると、速やかに必ずわかりやすい症状が出る。

2.一度罹ると、二度とかからない。

3.動物感染したりしない。

同じ特徴を持つ感染症として、麻疹がある。

ある期間、世界中人間ワクチン接種を済ませてしまえば、麻疹ウイルスは次の感染者を出すことができなくなり、麻疹ウイルスはこの世から消滅する。

WHO天然痘の次には麻疹を撲滅するつもりでいる。

本題にはいろう。

インフルエンザについて考えたい。

なぜインフルエンザに毎年かかるのか、インフルエンザが毎年変異を繰り返しているから、と私は理解していた。

ところがだ

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん