2016-02-09

日本は「格差社会である前に「階級社会」だ』に寄せて

http://b.hatena.ne.jp/entry/toyokeizai.net/articles/-/103434

私は履歴書に書くのも恥ずかしい北海道の三流大学出身である

いわゆる駅弁大学などと揶揄されるやつだ。

都市部において両親が高学歴富裕層教育熱心な家庭に生まれ中高一貫の名門私立学校出身者にとっては最底辺の進学先であろう。

それでも私にとってそこに入学できたのは強運と努力と才能の結実した成果であった。

私は中学校では50人中だいたい2番だった。

高校地元相対的はいちばんいい進学校にいき、成績は控えめに言っても360人中だいたい5番以内だった。

その進学校地域全体で約2000人のうち上位360人が集まるので、合わせると5番/2000人で上位0.25%ということになる。

地方出身者は、首都圏関西金持ちなら鼻で笑うようなFランク大学に上位0.25%しか入れないのだ。

100人に1人のさらに4分の1だ。

日本大学入試制度一見すると平等試験選抜であるが、それに特化した訓練を受けられるかどうかという点で大きな不平等があることを、エリート達は知らない。

塾で真ん中より上なら開成とか灘に合格できて、高校で真ん中より上なら東大法学部なんか楽勝だった奴らが国を仕切っている。

私も上述のように田舎出身ではあるが、それでも普通科の選択枝が複数ある時点でだいぶ恵まれていたし、両親もいちおう大卒教育意欲は高かった。

ちなみに中学までの同級生のうちで両親が大卒なのは私だけだった。

ちなみに私が通った大学では、入学後の成績順位試験のたびに開示されるが、成績上位者はのきなみ地元ローカルトップ出身で、

成績下位者は一流進学校出身者が占める、みごとなまでの「高校偏差値との逆相関」が見られる。

極限までお受験マシーンとしての能力ブーストされた者と、田舎競争相手にも欠くような者たちが、

大学入試結果的に同じ成績を残したのであるから、伸びしろ言わずもがなというわけだ。

これから若年人口が減り、国を支える優秀な人材も減る。

しか田舎貧乏人に進学のチャンスを与えることは、ポテンシャルの高い人材を上に引きあげるある種の効率改善することに繋がり、その余地はまだ残されている。

日本学校教育では「不平等に見えること」が何よりも嫌われ、成績の開示や成績優秀者の表彰などを大々的にすることはないし(運動会運動音痴公開処刑はするくせに)、

公立校では進学校ですら進学実績を売りにして生徒を募集することがタブーである雰囲気すらある。

しかしそうした消極的姿勢によって、塾や私立学校などの有料コンテンツブーストした層が大学受験を勝ち抜きやすくなり、

格差階級の固定という、より好ましくない事態が生まれている。

よりチャンスの公平な社会効率的人材育成のために、初等教育から徹底した到達度別のクラス分けや飛び級留年採用するなど、学力と家庭環境の相関度を下げる改革が望まれる。

詳細は他にゆずるが、階級流動性の高い社会では教育予算が多く、人口に対する教師割合が多く、公立校でも能力に応じた授業が提供されるなど柔軟性が高い。

(出典がすぐ出せない、たしかシノドスか何かで読んだ、あと森巣博の本とか)

ちなみに私の出身大学失楽園の著者と同じで、出身高校極楽とんぼの太ってない方と同じだ。

あと学歴社会の是非は問わないでください。高学歴を是として、高学歴高収入を得られるのを前提にしないと話がややこしくなるんで。

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    そういう環境が欲しい人は外国に引っ越すよね 日本人にはムリムリ

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    おめえ、超エリートじゃねえか ちなみに私の出身大学は失楽園の著者と同じで、出身高校は極楽とんぼの太ってない方と同じだ。

  • http://anond.hatelabo.jp/20160209160908

    そりゃ、田舎モノはどこかの時点で都会にでてこなきゃ成功しないんでないの? 都会に住んでたって、親が意識低かったら子供も底辺のままだしなぁ

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