■小保方騒動が止まらない理由、炎上の条件

手記を出版して絶好調の小保方氏

この炎上はSTAP細胞が燃えているのではない、小保方氏が燃えているのだ

小保方騒動が炎上を続ける理由について、簡単にまとめておく

当たり前の内容になるが、炎上には発生条件があり、条件を満たすほどに炎上へのカロリーが高まる

その条件とは、以下のようなものである

条件１．大義名分

批判されて当然の原因が当事者（個人、集団、組織）にあること

詐称と違法が一番わかりやすい

小保方氏の不正も詐称である

STAP細胞の論文だけなら疑わしいで済む話だったが、博士論文が明らかな不正だったことで炎上は加速した

条件２．酸素

炎上には問題を積極的に叩く人間が必要になる

酸素が供給されてこそ火種は燃え盛る

条件１だけ見れば、城崎温泉議員やゴーストライター作曲家だって十分に火種はあった

ところが小保方氏の酸素は質も量も違う、同情するほどに敵が多い

小保方氏は最高級の酸素、右翼とフェミニストを敵に回した

右翼は小保方氏を日本人の恥として扱い、フェミニストは小保方氏を女の恥として扱う

元々は右翼とフェミニストにウケる話題としてマスコミに担ぎ上げられ、当人も喜んで担がれたのだから仕方がないのだが

小保方氏は科学コミュニティも敵に回したのがよくなかった

これは小保方氏は科学分野における適正な手順を踏まなかったためで自業自得だが、しかし彼女は科学者として帰る場所として守るべきだった

そうすればポエムのような手記などではなく、今も論文を発表できていたかもしれない

条件３．燃料

炎上し続けるためには燃料がいる

炎上を終わらせるためには燃料を経つしかないわけだが、小保方氏は本当に最高のタイミングで燃料を投下し続けてきた

実験ノート、博士論文盗用、会見、そして今回の手記

多段式ロケットだったら大気圏外に到達するレベル

ここ最近の城崎温泉議員のように法の力で燃料が投下されるような事故とはまるで違う

週刊誌のリークによる解散騒動や不倫発覚でもない

さすがに手記を出したことでそろそろネタ切れだと思うのが普通だが、これまでの振る舞いを見るにまだまだ予断を許さない

これからもカロリーを高めていく小保方氏に期待せざるを得ない

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