具体的なことは書かないけど、漫画とかドラマとかであるあるな感じの、行き過ぎたスキンシップを求められた。
あとから友人たちに相談したら「気持ち悪い」「絶対にやだ」「キャバクラ扱いされてる。お金とっていいレベル」と言われた。
みんなニコニコして会が終わるように、声張って、笑いが起こるような話とか、対応とかして、呼ばれればお酌もしにいって、そういうのが全部裏目に出た。
そういう様子が意外だったのか、気に入られて、何かと寄ってこられて、本人的には「好ましさ」とか「いい人材を雇えてよかった」的な感じののりで、スキンシップがどんどん多くなっていった。
お酒は弱いのに、いつもより多めに飲んだからいけなかったのかもしれない。
そういうのからうまく逃げられなかった。やんわり断るとかそういう知恵もなかった。今までこんな状況なかったというのもある。
セクハラですよと注意してくれた人もいるけど、本人はまったく意に介さなかった。
飲み会に来た人全員と一言ずつはしゃべろうって目標にしてて、とにかく挨拶にまわらなきゃって思っていたから、まさかそんなセクハラがあるとは思ってなかった。
加えてセクハラしてきた人間は、入社の時に私を推してくれた人だった。最初は握手だったのだけど、だんだんエスカレートしていった。
途中から感情を殺して、言われたとおりに応じるみたいな感じになってしまった。(とはいえ、気持ち悪い、屈辱的、他の人が見たら私が男好きですぐやれそうだと誤解する、みたいなレベルで、犯罪レベルではない)
酔っ払っているといろんな感情が鈍くなる。でも忘れるわけではないから、翌日もその翌日も、飲み会でされたことを思い出しては泣いた。
逃げなかった自分も嫌だし、まさかこの人にこんなことされるとは、みたいなショックがひどかった。
仕事している間は大丈夫なのだけど、一人になると思い出してしまって精神状態が不安定になった。
今回のことで思ったことは3つある。
1つめは、レイプってこういう事象の延長にあるんだろうなということ。
相手がニコニコしているから自分に好意があるんだろう、嫌がっている様子がないからもっといけるだろう、「このぐらい、いいだろう」。
ニコニコするのは、そうすれば殴られないとか、怒られないとか、そういう場合もあるってことを、体力でも役職でも上の人だったその人間は知らないのかもしれない。
たかだか会社の飲み会でのセクハラでも、魂が死んだようになった。
身だしなみを整えることができなくなって、猫背になって、いつもなら我慢していた満員電車に乗れなくなった。
信頼していた人に裏切られたというのが辛かった。
それも意図的な裏切りではなく、相手の思慮の浅はかさによって、傷つけられたことが辛かった。
こんな意識の低い人間と同じ部屋の空気を吸うと考えると嫌だった。
それから、30過ぎてもこういうことであっさり心が折れている自分が情けなかった。
むしろ30過ぎて心が折れやすくなったのかもしれないとも思う。怒るのはエネルギーがいるのだ。
2つ目は、女の敵が女になる瞬間ってこういうときなんだろうなということ。
彼女が社会人になって、会社の飲み会で、20も30も年上の上司から、執拗にセクハラを受けるように呪っている。
逃れられないセクハラに遭って、泣きながら家に帰れと呪っている。
私が受けた苦痛の3倍は味わえと呪っている。
そしてその様子を見た父親が、過去に私にセクハラをしたときのことがそもそもの原因だと思い知ればいいと思っている。
本当の敵はセクハラをした人間なのだが、私が表沙汰にしたところで一時の恥でしかない。
会社をやめることになったとしても、転職して、私を逆恨みして、終わりだろう。
となると、その人間の一番大事なものを壊すのがいいなと思った。
こうやって負の連鎖って続くんだろうなと思った。
3つ目は、カップヌードルラクサ、お湯入れて3分待っている間の匂いは臭いけど、食べると美味しいってこと。
過食が始まっていて嫌だ。
無自覚な行動で人に危害を与えてしまうこと、自分もあるから、気をつけていきたい。
もし私の無自覚な言動や行動によって傷ついたって言われたら、よく話を聞いて、悪かったと思ったら素直に謝れる人間になりたいと思う。
歳を取るに連れて、他人のことを慮るだけの脳の筋肉が衰えていくのかなって思った。
慮れるうちは慮りまくって、そうしたら歳をとっても習慣として体が覚えていると思うから、もっと周りの人達と丁寧に関わっていきたい。
丁寧に関わってくれる人たちを大事にしたい。
いちおう戦いが終わったので、うんことしてひり出しておく。
ごめん全然想像できてないんだけど、具体的にどういうことされたん
具体的なことは書かないって書いてあんだろ スキンシップの触手内容は5行目と10、11行目から察しろよ
これだから日本企業の飲み会はクソなんだよなあ