2016-01-15

テロマニュアル

もともと海外取引が多い、ある程度の規模の会社だとポリシーが決まっていたり、マニュアルがあると思うので心配はいらないだろうけど、最近のようにイスタンブールから日本とも馴染みの深いネシアまで波及してきたという事で…、自分が普段注意していることを。

よく言われている事で実感が無いことかもしれないけども、実際に以下を守るだけでも、仮にそういう地域出張になった際にテロへの遭遇率を大きく下げることができるのでオススメ

1. 米欧資本ホテルを使わない

途上国になればなるほど、米欧資本ホテルしかまともなホテルはないのだが…、可能であれば現地資本など米欧以外の資本ホテルを使いたい。理由は分かりやすく、大抵標的になる。だいぶ昔のことだけど、パキスタンカラチマリオットが爆破された時に当日別のホテルに居たから良かったが、いたら多分死んでいた。

2. 人の集まるような場所にいかない

これは日本人にとっては感覚値でつかみにくいと思うかもしれないが、テロ発生の可能性がある国で人が集まる観光地美術館ショッピングモール欧米資本チェーン店など全てが標的になりうる。10年ほど前の話だけど、僕もついた次の日にベイルートで近くのマクドナルドが爆破されていたので一歩間違っていたら巻き込まれていた。

3. 興味本位紛争地域にいかない

これはバックパッカーなどに特に注意して欲しい事。若いので色々チャレンジしたいのはわかるが、現在ムスリム系の国はどこも危険度が高まっている。ちょっと前にシャルム・エル・シェイクロシア機が爆破されたけど、シャルム・エル・シェイクは、あのエリアではトップクラス観光地テロなどは無縁と言われていた優良なリゾート地だった。

もう安全な国はあまりないのだ。

ムスリム国でないからといって油断は出来ない。タイフィリピンムスリム支配地域があるし、ミャンマーも同様。中国も厳戒態勢だ。

バックパックして周るのは若い時には有意義体験だと思うが、くれぐれも「一線を超えない」事。

外務省渡航危険情報で注意情報が出ている国は、本当にイッテハイケナイ。

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