2015-12-28

出産の思い出

うんこ漏らした

陣痛とは子宮が収縮する痛みである子宮の収縮とともに胎児が出てくるための子宮口が徐々に開いてゆく。10センチ開くと全開大。初産の人は全開するまでに大体10時間以上かかるみたい。私は約11時間で全開した。

子宮口が全開すると分娩台に乗っていよいよ出産する。陣痛に合わせていきんで赤ちゃんを押し出さないといけないんだけど、いきみ方が分からなくて、でもいきんで産んでしまわない限りずっと痛いわけで、とりあえず踏ん張ってみたらうんこが出た。

と言っても自分では見えないし痛みでそれどころでなくてちゃんと確認してないんだけど、私の足元にいた助産師さん達が「ちょっ待って!待って!あ〜あ〜…消毒しまーす」と言っていたので出てしまったようだ。

過呼吸になった

漏らした後は普通に陣痛に合わせていきむことが出来ていたが、だんだん手足と顔面が痺れてきた。助産師さんに「なんか手足と顔が痺れてるんですけど私大丈夫ですか?」と聞いたところ、「それはね、あなたが息を吸い過ぎて過呼吸になってるの。もっと息を吐くようにして」とのこと。私が見たことのある過呼吸状態の人みたいにゼーゼーヒューヒューは言わなかったけど過呼吸になってしまったらしい。この痺れは出産後も1時間くらい続いた。

③産褥パッドを便器に落とした

無事出産しすぐに赤ちゃんを見せてもらえたのだが、正直あまり可愛いとは思わなかった。なんかヌルヌルしていて変な臭いがした。(今は超絶可愛いと思ってます

赤ちゃんのことよりも自分がしんど過ぎてもう分娩台で寝ていることしか出来ない。疲労困憊で起き上がることも出来ない。胎盤を出す後産も終わって会陰切開した部分を縫って(これも痛かった)、下半身が血やら何やらで汚れまくっているので助産師さんが二人掛かりで拭いてくれて下着からパジャマまで服を全部着せてくれた。着せてもらってる間も天井を見上げて横たわるのみ。自分赤ちゃんみたいだった。

その後1時間くらい分娩台でそのまま休んでから入院する大部屋に車椅子で移動した(分娩後1時間母体が急変することがあるので様子をみる必要があるため)。

そんでしばらくしてトイレに行きたくなって便器の前でパンツを下ろしたら産褥パッドが便器に墜落した。

されるがままで自分下半身の状況を分かっておらず、まだ体を上手く動かせないままいい加減にパンツを下ろしたらそうなった。産後はしばらく胎盤の欠片(悪露)が排出されるから生理ナプキンの巨大版みたいな産褥パッドというもの必要なんだけどそれの特大サイズが1枚、更にその上に普通サイズが1枚、知らぬまに装着されていたのだった。これが2枚とも便器に落ちたので、頑張ってなんとか拾い上げました。

以上です。

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