2015-12-18

新郎新婦民度格差

11月に呼ばれた結婚式二次会、あたしは新婦側の友人として参加してきたんだけど、そこで新郎新婦民度格差というか新郎新婦それぞれの友人関係格差を感じた。

やっぱりその人の民度ってその人の人間関係でわかるね。

新郎新婦の入場から乾杯してビンゴまでの流れはまあふつうというかむしろビンゴの景品がなんとなく多くて楽しめた。

後半というかクライマックス、まずは新郎側の友人が新郎さんにサプライズ映像を見せるというものだった。内容は新郎さんの友人たちが連れ立って遠くにある新郎さんの実家に遊びにいく、そのときの様子を映像で流すというものだった。なんか良かった。詳細は省くけれど、新郎さんの友人が、新郎さんに内緒で、遠くにある新郎さんの実家に行き、新郎さんのご両親とご飯食べたり談笑しながら新郎さんの人となりを聞いたりしていく映像で、最後新郎さんの友達新郎さんのご両親が玄関で並んで写っていて新郎さんにメッセージを送っていた、新郎さんもちょっと泣いてて見ていてほっこりした。

良さが伝わらないかもしれないけど、結婚式二次会というTPOにとても合っていた。

それで次は新婦側の友人が新婦サプライズ映像を送るという、新郎さんと同じ種類のサプライズだったのだけど、これがほんとにもう、ひどかった。

新婦側の友人」ということは司会の人が言っていたけど、誰かが前に出てくることもなかった。もちろんその映像を作った人たちも出席してるのにニヤニヤしてるだけで、いきなり映像が始まった。

なんだかチーム名(?)みたいなもの映像最初に流れて「○○ズより」みたいな感じで始まったのだけど、わんこそばをたくさん食べたりバンジージャンプをしたり、とにかく意味のわからない映像がつづいていく。

またときどき新婦の昔の写真動画が流れるのは流れるのだけど、これもどうなんだろう、その写真映像には女性全然写っていなくて、まるで男友達と女一人、オタサーと姫みたいな構図で旅行に行っているように思える内容で、そういうのって結婚式で流していいのかな、新婦がいいと言っても、こっちは自粛するんじゃないかなって思うような、ものすごい内輪での盛り上がりだった。

内輪盛り上がりの映像は延々続いてて、最後は「みんなで歌ってください」という字が出て、そこからカンナムスタイルが流れ始めて友人の一人の女の人が踊り続ける映像になった。

映像が流れている間、等の映像作成したテーブルからだけ、爆笑の声が流れてきてたよ。

あたしはなんとなく不快で、周りも苦笑いで、会場を見渡したら後ろの方の人はみんな喫煙所に出てしゃべってた。

あたしもタバコは吸わないけど横にあるトイレに行くふりをして喫煙所のあたりで、同じくタバコを吸わない友人と話をして時間を潰してた。

結局カンナムスタイルはフルコーラスで流れて映像が終わったのだけど、どうなんだろう40分くらい流れてた気がする。

友達を見れば民度がわかるなと思った。新婦側で参加した自分が恥ずかしく感じるくらいだった。

結婚式花嫁のためのものだというのはわかるけど、新郎側のサプライズ映像がすごく温かい新郎さんのことを考えたものだったことを感じられたのと、同じ「サプライズ映像」というジャンルだったので余計に際立って、新婦側のひどさが目立った。

はいえ、喫煙所の人たちも、別に新婦側の映像について悪口をいうことはなかった。

まぁ男性が多かったので大方新郎側の友人だとは思うけど、何も思っていないわけではないとあたしは思いたいし、何かは思っているけど、こういうハレの日で悪口自粛しているという部分もやっぱり「大人だなぁ」と感じた。

新婦と同い年らしいので、30代だと思う大人が作るサプライズ映像としては、本当にひどかった。

人のふり見て我がふり直せを胸に刻んで、来年1月に挙式する親友サプライズ映像作成しながらふと思い出した。

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