2015-12-17

コンテンツを売る仕事を辞めた

ゲームもそうだし、アニメスポーツ映画など様々なコンテンツに関わるエージェンシーで働いていた。若い頃はとても充実していて、自分が小さい頃から見ていたコンテンツに関われる事がとても楽しかった。

仕事柄、有名人芸能人漫画家アニメ監督ゲームクリエイターと接する機会も多く、それもとても20代の駆け出し社会人としては楽しい仕事だった。

でもある時辞めることにした。

よくある人間関係などが理由ではない。むしろ今でも付き合いのあるいい人達だ。

一番の原因は、こういうクリエイティブ産業ビジネスサイドとして関わることの難しさであるビジネスサイドは大きくロイヤルティ計算をしなければならず、割と一生懸命法律であったり需要予測などを立てなければならない。(私は営業ではなくて、営業は別の会社で行う)

コンテンツという仕事は極論すると、クリエイタとファンだけが楽しめる仕事だ。ファンはクリエイターへのリスペクトもありつつ、出来るだけ安く簡単にコンテンツを消費したい。クリエイタ達もその声に応えたいのは山々だが、我々も生活があるので、徹底的にビジネス理論に沿ったマーケティングなどを行う必要があり、そこにはビジネスサイドだけが悪者になり、利害の対立を解消する必要がある。

私には、そこまでしてコンテンツビジネスを行うことは出来なかった。

それが一番の理由である

今は一介のファンに戻ったので幸せだ。こうやってネット運営叩きしながらコンテンツを消費できるのだから

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