俺の部署の課長さん、40過ぎてもオタクだけど、やっぱり営業課長やってるだけあって、話するのがすごくうまい。
そしてオタクの話もするけど、周りの人も嫌がらないし、楽しそうに話を聞いてる。
こんな人いるんだって衝撃を受けた。
課長は絶対に他人に通じないような独りよがりの話し方をしない。相手を不快にさせるような話し方をしない。どんな作品について語る時も文句は言わない。
何かに対する愚痴や批判を聞いてて楽しいのはすでにその作品が嫌いで叩きたい人たちだけって良くわかってるんだろう。
なんかに対する批判や愚痴は、それを共有する人としかつながれない。そればっかりやってると世界が閉じるってことが多分わかってるんだ。
興味ない人が聞いてもへーそれは面白そうですね―って思わせるような上手な語り方をする。
酒の席で「団地ともお」のアニメの話をして、アニメ見てない人が興味深そうにしてるんだぜ?すごくね?
だから40過ぎてオタクですって言ってもバカにするような人はいない。
俺もこの人に出会うまでは、アニメに対してはしょうもない作品を見ては「最近のラノベはwww」とか言ってバカにしてた。そのせいでラノベ天狗に襲われたりもした。あの時は死ねばいいのにって思ってたけどよく考えたら俺もろくでもない楽しみ方してた。
でも、課長のおかげでそれがどれだけ幼稚なことなのかよくわかった。
来年25歳になるけど、もうそういうことはやめようって思った。
俺はずっとオタクをやっていきたいからこそ、楽しいと思えるものを大事にして、そういう話をオタクでない人ともできるようになりたいと思ってる。
そもそも、俺達オタクのためにアニメやマンガ作品を作ってくれている人たちは、
そうやってオタク同士で見くだしたり、見下させるために作品を作ってるわけじゃないはずだ。
俺達に楽しんでもらいたい、とおもって作ってくれてるはずだ。
俺の部署の課長がオタクサンプルとしてゲッツされた件
http://anond.hatelabo.jp/20151114203911 http://anond.hatelabo.jp/20151114230440 後者は前者の後半部分のみ