2015-11-07

『Theologus Autodidactus』って小説ネットで探した

俺、終末系の小説とか漫画とか好きなんだけど。

で、それの一番最初が『Theologus Autodidactus』って奴らしい。

でも、アマゾンでは35k円とかふざけた価格

  

でも、ネットで探したら、アッサリでてきた。

https://islamtheologyscience.files.wordpress.com/2012/09/theologus-autodidactus-of-ibn-al-nafis.pdf

ここの22ページ目から英語で読める。

  

なんつーか。俺、今の時代に生まれた感動っつーかな。

だってさあ。昔なら、こんな小説絶対たどりつけなかった。

感無量って感じ。

  

①そもそも、英語が読めないとダメだが、普通に英語読める程度の学力は昔では大卒も少なかったしレアだったろう

ウィキペディアが発達し、そのウィキペディア英語バージョンでの読解がスラスラできるレベルじゃないと、一苦労だったろう

PDFを見つけられたとしても、どこからスタートしているのか分からなかったら、「これが本当に探していたものなんだろうか?」ってのに確信持てなかったらだろう。ウィキペディアのこのほんの要旨を読んでいて、内容と照らし合わせなければ確信がなかった。

  

ここまでのネット教育の普及があって、初めて俺はこの作品出会えた。

日本でこの作品を読んだ人っていったいどれくらいいるんだろ。

  

哲学小説の一番最初だとか、ってことらしい。

日本で言うとかぐや姫扱いかな?

  

なんつーか。人間としての幸せってこういうところにあると思うわ。

自分が産まれたことが、無為じゃなかったなって感じる。

自分オリジナリティとかすら感じる。

  

そりゃ、誰だってできるよ。

でもさ。

「終末ものが好き×この作品を読もうと思った×英語の海を抜けてたどり着いた×読んだ」

ここまでやれるのって、あんまり多くないと思う。だから、要素要素ではたくさんいるだろうけど、この組み合わせを通り抜けられたのは俺。

しかもさ、ここで、この本の翻訳とかしたら、流石に神じゃん。

  

ああ、こういうところに、俺の人生肯定ってころがってるんだなあと感じた。

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