■出身地の田舎はクソ

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これを読んでいて驚いたのは、自分の出身地（熊本県の人吉・球磨地方）が舞台であったということだ。

実は自分が小さいころ、両親が熊本市から移住してきたの。

両親は中学校の教員であったため、経済的には特に不自由しなかった。

しかしそれ以外には、問題だらけの地域であった。

【以下思いついただけ】

• 最寄りのコンビニまで徒歩40分
• お山の大将に従わなければ変な噂を流されて社会的に抹殺
• 地域の行事に強制参加、しなければお金（5000円／回）をふんだくられる
• 中学校は学級崩壊、教師がうつ病に
• 一番の進学校が偏差値50強
• そこ出身だが、学力は高くない割に県下トップの進学校（熊高とか）と授業の進む速さは同じ
• 結果学力も伸び悩む
• その高校で最も多数を占める進学先は国公立やMARCH、関関同立、ニッコマ産近甲龍ではなく同じ県の私大
• 自動車は必須、バスや鉄道の乗客は中高生とジジババ以外にいない
• しかも高校生のマナーは悪い（あの常磐線の車内であっても引かれるレベル）
• 電車の中で本や新聞を読んでいると陰口を叩かれる
• 賞味期限切れの商品を平気で売る店
• 土建屋とパチンコ屋以外の産業はない（農業従事者は少数）
• 酒・たばこ・パチンコをやって当たり前
• 学校図書館以外でまっとうな本（岩波・中公・有斐閣など）を買える場所がない
• 毎年毎年ガの幼虫（フクラスズメ）が大量発生、そこら中に潰れた死体が転がっている
• テレ東が映らない（テクノ探偵団とか見たかったのに…）

子供の目からみてもこの惨状である。大人だったらたぶん気が違うであろう。

幸い東京に逃げ出すことができた。なんだかんだ言っても、東京などの大都市は真っ当だ。

夏目友人帳（ばらかもんやのんのんびよりもそうだが）を見て、田舎はいいと思っている人は考え直せ。

今ならまだ間に合う。田舎なんてクソだ。

まさか高知の某トマト野郎に騙されている人はいないだろうけど…

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