2015-10-21

まり有名じゃないけどそこそこ有名なアニメを緩く紹介

ゆるく、なので手厳しい追求は勘弁。

パンチライン

小室哲哉音楽を手がける、とこっそり話題になったパンチラインですが、しょこたんOPをやっていたりと話題性を生もうとして失敗した作品でもあります

内容は至極まっとうで、タイムリープ、肉体入れ替え、世界線いじりと堅実です。

ただ、世界線の解釈比較的漸進的で、『STEINS;GATE』と違って何が何でも元の世界線に戻そうとする、などという引力は働いていません。

しろ積極的世界を改変してやれ、という若さがこの作品の良さでもありますし、世界線というガジェットに対する一つの解だと思います

後半のとあるシーンで幾原邦彦の『輪るピングドラム』も参考にした村上春樹1Q84』の色を今作も打ち出していますが、

しかすると村上からと言うよりパロディ的な意味が強い作品なので、ピンドラを直接意識して孫引きとして行った描写かも知れません。

ぶっちゃけ後半はパンチラとは一切関係ありません。

別に釘宮ファンじゃないけど台初明香はかわいい

未来日記アニメ版

過保護毒親系ヤンデレヒロイン、という新しいヒロイン像で挑むデスゲームサスペンス

結構練り込まれシナリオですが、悪いオムニバスによく見られるクリア型のシナリオで、よくあるボス招集された勇者的な人達が戦いを繰り広げる、という形式です。

当然デスゲームなのでその場に呼ばれた人間は共闘するわけではなく殺し合います。それも次期デウス・エクス・マキナの座を賭けてです。

彼らは神となる力を手に入れるために騙しあいますが、最後主人公ヒロインが信じるか信じないかというシンプル心理戦に集約してゆきます

そう考えると恋愛世界系デスゲーム、という変な作品でもあります

ハリウッドでよく見られる三幕構成ではなく起承転結の四幕構成で、アニメ作品としては少々中だるみを見せる箇所があります

・デスゲームであるにも関わらず、新ルール登場などを頻繁にやらかして興をそぐこともしばしばです。

ひぐらし好きな人は割と回収できてるひぐらし作品として楽しめるかも知れません。

・決して駄作ではありません、といいたいところですが、佳作と呼ぶにも少々雑なところがあります

サカサマノパテマ

是非見てください。真面目なギャグ映画です。

イヴの時間を作ったスタジオとは思えません。

すでに消してしまった私のツイートをいくつか乗せておきましょう。

例の天空の城っぽい何かを抜け出しながら壮大っぽい久石譲パクリ音楽02が流れる。
殆どアクションのない男女に恋愛感情発生。舞台が地下世界に移り、ムスカっぽい敵と対峙するする二人。
さすがにバルスは言わないようだが、ムスカもどきはセリフまでムスカ

ムスカもどきが落ちて(!)いった後、再び久石ズム溢れる楽曲が壮大っぽく流れる。
腹筋がここで崩壊

ネタ映画として最高におすすめです!

LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標 LUPIN the Third 峰不二子という女

これが比較マイナーだった理由は明白で、ルパン自体で引っ張るネームバリュー国内存在しなくなりつつある、というものです。

内容もオーソドックスに走らざる得ない、という難しさも手伝っていますが、アダルト原作志向ルパンを見たい人は待ち望んだ作品だと思います

宮崎ルパン原作ルパンファーストシーズンも好きだなあ」

そんな僕みたいな人はどうぞ。シリーズファンじゃない人は何が面白いのか分からないでしょうが、そこはビジュアル面の凝り方に着目するなどしてみると面白いでしょう。

――しかしここは言い切りましょう。ファンのための作品です。

ユリ熊嵐

何故か全く話題上りません。幾原作品系譜を引き継ぎつつも、変化を効かせた新しい一歩とでも言うべき作品なのですが、物語根底が晦渋過ぎるのでしょうか。

少女革命ウテナ解説サイト解説本無しでは読み解けないほど真意難解な作品でしたが、こちらは比較的分かりやす描写されており、幾原初心者でもなんとか味わえる作りだと思います

基本的構造的な謎を投げかけるサスペンスの側面と、心理的な問いをフラグとする進行が遺伝子のように絡み合いながら話が展開されます

実は深読みをしてゆくとベルリンの壁崩壊なども盛り込まれていたりしますが、普通に見ている分には誰がKGBである等は意識できないようになっています

この辺の発見も幾原作品面白みの一つでしょう。

少年Aを再び題材化して追求せざる得なかった点は、この作品テーマを考えるとやむを得ないところもあります。この辺りはピンドラでばら撒き、ユリ熊嵐で回収する、という心理構造が見えます

はい基本的幾原邦彦ですから、何か一つの概念に対してこれが正解だなどと言うはずもなく、正解などないのだよ、という監督のほくそ笑みを最後まで残しています

しょぉーっく! くまショック!!

ガッチャマンクラウズインサイト

どうなんでしょ、これ。作りはマイナーなはずなんですが、はてなでは受けてたし。ムムム。

僕は好きでした。神か仏かと思えるほど達観した一ノ瀬はじめと、全然達観していない上に激しい思い込みにより失敗も沢山やらかすつばさの二期。

ヒーロー不在ならば一体何を求めるのか、と原因追求した監督体制にそれを求めるという、やっちゃいけない方向に舵を切った作品とも言えます

大衆大衆心理、それを取り巻く支配共産思想無政府主義者テロリストフーリガン日和見主義と、ある意味深みのないどこかの掲示板のような心理描写が続きます

だけど何度も言います。こういう無駄に小難しい話は結構好きです。ヒーロー物じゃないからむしろ助かったとすらいえます

FREEDOM

これがまた企画段階でコケちゃって話題にならなかった。

カップヌードルの協賛で大友克洋シナリオ、と叫ばれた今作でしたが、大友先生はいきなり降板してしまい、その御蔭でブーイングの嵐だった記憶があります

今となってはレンタル店の隅でこっそりと埃を被るような作品ですが、実はロードムービー風で凄く空気感の良い作品です。

ラストが急展開でいきなり糞化していますが、そこは尺が足りなかったのでしょう。

そう思えるくらい中間点がいい。

通常物語の盛り上がりを持ってくる中盤において、広い荒野ヒッピーじみた人々との生活を細やかに描く、なんて変なことをやってしまえば通常は成功しません。

しかしこの作品では盛りあげるべき中盤でそれをやって引き込むことに成功しています

色々主人公たちの行動に着目して分析すると、自由ってなんだろう、というテーマを持っていることが理解できます

そこには自分自由他人自由自分自由によって阻害される他人他人自由によって諦める自由、戦って手にする自由など様々な自由の形が盛り込まれています

自由を描くには青春が適切で、この作品主人公のさっぱりした性格は、良い意味物語作用していると思います

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    なんでや!ユリ熊嵐けっこう話題になっとったやろ! タグ「ユリ熊嵐」を検索(人気順) - はてなブックマーク

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      ううむ。それじゃユリ熊嵐も「ムムム」カテゴリですかね。 なんか難しいと思うんですよ、マイナー過ぎるアニメとかない気がするので。ビビっちゃってそれなり有名ってことにしたん...

  • http://anond.hatelabo.jp/20151021120306

    百合熊は 最初から意味が分からなくて、数話みてもさっぱりわからずに切った。。。

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