子供が嫌いだ。
さすがにベビーカーに乗った幼児を殴るレベルではないが、やはり彼らは苦手である。
学校や公園ならともかく、その辺の往来で金切り声を上げているガキは正直言って不快だし、
通っていた耳鼻科のクリニックの待合室で走り回っていたクソガキ2匹に至っては、足でも引っかけて、
耳鼻科じゃなくて外科送りにしてやろうかと思ったが、そこは文明人なのでグッとこらえているのである。
もちろん、「自分の子はかわいい」「産んでみたら変わった」というのはよくわかる。
自分の分身、遺伝子の運び手と思えば、特別扱いになってもおかしくない。
一緒に暮らしているうちに、愛着が湧くということもあるだろう。
それでも理解できないのは、自分の子供ばかりでなく、どの子供も好きという人間が世の中に存在することである。
例えば、大学のボランティアサークルだかで、わざわざ見知らぬ子供と触れ合おうという人間が。
まあ、彼らの何割かは、子供をダシにして女を引っかけたいだけなのだろうし、
彼女らの何割かは、単に結婚したいがためのアピールなのだろう。
しかし残りの面々に問いたい。どんな人生送ったらそんなんなるんだ?
前半までは良かったのに、後半で単なるミソジミーと人間不信になっていて全く子供嫌いが伝わらない文章になっている。