2015-09-07

ネット粘着する人の心理

はてなツイッター揉め事があった時によく聞く「粘着して嫌がらせするくらいなら見なければいい」という意見はかなり的はずれだ。

何故なら粘着するほどその人のことを嫌いになってしまう心理は、

自分評価していないのに周りからはちやほやされている」ということに基づくからだ。

その気に食わない人がどんなに的外れでつまらない(と粘着する本人は思っている)発言をする人間なのか、どんなに粗がある人間なのかは

そいつを気に食わないと思っている人間が一番良く知っている。

しかし、そんなつまらない人間なのにも関わらず、はてなツイッターそいつチヤホヤされていて尊敬も集めている。

気に食わない人間が出来た時、おそらくある程度の人はなるべく自主的にその人のことを避けるか自分が我慢するかだろう。

しか粘着する人は次にどういう行動に移るかというと、

そいつがいかにつまらない人間かということを周りの人に分からせたくなるのだ。

そしてそいつの悪評を触れ回ることは現実社会ではとても難しいことだが、ネットでは容易だ。

匿名になることも出来るし、文章にして自分発言を読んでもらえる。何よりネット特性上、リスクも少ない。

そしていつもはネットサーフィンに当てていた時間を、気に入らない奴の評判を落とすことへと使う。

対象への攻撃を開始した時点で、もうその人の中ではある程度のダメージを与えるか気に喰わない奴がいなくなるかがゴールになる。

(それか飽きてやめるか)

まりネット粘着する人の心理は、「そいつが気に食わないと言いたいこと」が目的ではなく、

「いかにそいつがつまらない人間かを周囲に分からせること」が目的なのである

ある意味ネット上の活動家の一種なのだ

そんな人にかける「見なければいい」という言葉はとても無意味ものだということがよく分かるだろう。

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