2015-08-29

神保町はいい街だけど、とても楽しい街ではない

一昨日のアルバイトの昼休み緑色の袋をくれる新刊書店でいつも詩はあまり載っていない月刊誌を買ってしまった。

今月の特集は「男の娘」であった。

大島薫やTS漫画作者のインタビューだったり、いつも通りの結局どうにもならない不毛な議論やらが載っていた。

出版商売から、売れるものを作らなければいけない。

事実自分も買ってしまった。

しかし、こんなもの書いても読んでもどうにもならないのだ。

まだ書く側には意味があるだろう。書く人間原稿料が貰えたかもしれない。

しかし、読んでもどうにもならない。

読んで、なにがあったかといえば財布から1404円が消えているだけである

緑の袋をくれる書店ガラスに映った自分はひどかったけど、いきていかなければいけない。

1404円したこの本は自分自分ではどうにもならないものを突きつけただけで、ほんとうにどうにもならなかった。

どうしてこんな本を買ってしまったのだろうか。

アルバイトが終わった後、0から70まで辛さを選べるカレー屋で美人が5のカレーを食べているのを見て、苦しくなった。

この街は好きだけど、2500円払ってもとても楽しい気持ちになれるわけではない。

  • 一人でやってるからだよ。 人間はどんなつまらない事でも仲間がいると楽しく感じるように大体出来てる。 若いうちは一人で楽しめるけどね。歳を取ったって事だよ。 どうしても現実...

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