2015-08-25

http://anond.hatelabo.jp/20141210182514

完全に門外漢意見だが、同人仕事じゃなく趣味ベースであることに最大の意義があると思って見ている。

から若者が慣れ慣れしいノリでテキトーカジュアルに絡んでくるケースがあり得る――

それくらいまでに同人文化が進展していることを少しでも「よきかな」と思うなら、雑な頼み方をしてくる人間存在もある程度看過してやることが必要だと思う。

その上で、ゲンナリすると自分が感じるなら即断ればいいだけのことだ。

未熟な者に合わせて柔軟な対応をする気概がなくなってきたなら、自分ハードルを上げ新参を阻む老害化しているのかもという視点必要だろう。

もしそう自覚できてしまったなら、ヘタにストレスたまることを敢行するより、分別のついた人で固めた内輪だけで活動する宣言をしておいた方が良い。

 

ただのアンソロ依頼方法の話でここまで推測して広げるのは大仰かもしれないが、これはオタク像の変遷に関連していると思う。

いわゆる古き良きネクラな「オタク」は、それらしい神経質さや慎重さも備えている。

けれど今のアニメマンガに熱中する若者は、どちらかというとヤンキーに近い気質をもっている。

それは時代カウンターとして「オタク」的ダサさを克服しようとした結果にも思える。

意外にオシャレであったり、良くも悪くも照れがなく、考えるよりまずやってみる、深く読むよりまず形から、という所がある。

これらは悪いことではなく、むしろ進歩だと思える。

彼女らとて自分らの未熟さに開き直っているわけではなく、大抵叱れば素直に反省して聞いてくれる。

最初は未熟でも、トライエラーで成長していけばいいのだ。

その過程に巻き込まれとき、ただ嫌悪感を募らすのではなく、好意的に導いてやることも先輩として一興ではないかと思う。

もちろん、この元増田指南書めいた文章も、一種のエールとも取れる。

これが彼女らの目にとまり教訓となればいいのだが、それ以上に、同人作家の卵たちへの威圧と躊躇の元にならない事を願う。

記事への反応 -
  • 10年近く女性向けで同人活動をしていて同じジャンルのアンソロ企画から声がかかる事も少なくはない。これまで、何冊ものアンソロの執筆依頼を光栄に思い、その度に全身全霊をも...

    • 完全に門外漢の意見だが、同人は仕事じゃなく趣味ベースであることに最大の意義があると思って見ている。 だから、若者が慣れ慣れしいノリでテキトー&カジュアルに絡んでくるケ...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん