2015-08-14

http://anond.hatelabo.jp/20150814000157

会社飲み会なんかで料理食べ物の話しになったとき、「家で自炊している」と言うと、女の人はたいてい「得意料理は?」って聞いてくる。

そこでバカ正直に「得意な料理」を答えるから会話にならなくなるのかもしれない。しかパスタって、女の人にとっては、「料理下手でもそれなりに形になってくれる便利アイテム」だから、「料理が得意な男が本格的に挑んでいる」のでは、正直、絡みづらいことこの上ない。

飲み会で人と会話をしたいのなら、「いろいろ作るよ」くらいにあいまいに答えておいて、すかさず、目の前にある食材について「この食材は、こうやって食べると美味い。よく作るんだけど」という話をすると、会話はつながる。例えば冷奴だったら、「ネギしょうがかつおぶしを添えて、しょうゆをかけるシンプルものでもいいけれど、ネギをみじん切りにして塩とゴマ油で食べるのも美味いよ」と言うと、「へえ、そういうのあるんだ」とか「今度、そうやって食べてみるね」とか、「私もその食べ方する。美味いよねー」とか、「こういうアレンジもあるよ」というふうになって、独演会ではなく会話になる。私の場合、話の合う会社の同僚(男女とも)と飲み会の席で「4時間残業してから帰宅しても作れる簡単料理」のようなものレシピ交換になって、ずいぶん役立ったことがある。「海苔を散らすだけでずいぶん変わるんだね」みたいな発見が共有できれば、それでみなが幸せになれる。

あと、本当に自炊している人は、「本格派」がどうたらではなく、「めんつゆはどのメーカーのがいいか」(化学調味料っぽい後味が残らないのは○○社のだ、という話で盛り上がったことがある)、「最近話題調味料は実際どんなもんか」(少し前だけど「塩麹」とか)っていう話のほうが実用性が高くて有益と思うんじゃないかな。自家製パンチェッタとペコリーノロマーノが云々とかいう話をしたいのなら、そういう話が通じそうな相手を見極めてから、思う存分やればいい。

記事への反応 -

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん