2015-08-11

川内原発再稼働

されたね。

私は、脱原発派だから、残念ではあるけれども、現実政治情勢を考えると止めようはなかったのだろう。

やれやれ

動かした以上、何事もないことを祈る。

逆に言えば、こんど深刻な事故を起こしたら、さすがに原発の命運は尽きるだろうな。

日本では、二度と原発を動かせなくなるだろう。

そういう意味では、原発推進派も背水の陣というわけだ。

原発に関する議論は、賛成派・反対派のどちらの視点からも、ほぼ出尽くしたと言えるだろう。

から特に付け加えるつもりはないけれども、現実問題として、今後、日本で多数の原発を稼働させるのはもう無理なんじゃないか。

川内の次は、どこなんだろう?そういう議論さえあまり聞かないところを見ると、再稼働への作業があまり進んでいないのだろう。

原発推進からは、何かと批判の多い再生可能エネルギーの利用だけれども、将来的には大きな伸びが期待できるであろう。

再生可能エネルギー分散的なエネルギー源なので、いままでの発想を転換する必要がある。

特に太陽光発電活用して、住宅オフィスビルエネルギー自給自足ができるようになっていくだろう。

徐々に、原発のような集中エネルギーに頼らなくてもすむようになっていく。

再生可能エネルギーへの定番批判は、「お天気まかせで、当てにならない」というものだが、この状況も大きく変化する可能性が高い。

というのは、電気自動車の大量普及が数年後に迫っているからだ。

電気自動車が普及し始めると、大容量のリチウムイオン電池が安くなる。

再生可能エネルギーの貯蔵に使いやすくなっていくのだ。

こうして、再生可能エネルギー不安定性は問題ではなくなっていくだろう。

一方で、太陽光パネル価格は急速に低下していく。

タダ同然で、太陽光パネルが手に入るようになれば、人々はなんとか使いこなそうとあれこれ工夫する。

大量の蓄電池を用意しても、十分、元が取れるようになる。

再生可能エネルギーの普及は、全く新しいパラダイムシフトなので、なかなか理解されにくい。

ただ、近い将来、確実に起こるだろう。

そして、いったん新しいエネルギーの体系が確立してしまえば、人々はそれを当たり前のことと捉えるようになる。

かつて、家畜を使って田畑を耕し、薪を燃やして暖をとっていた人類が、今日エネルギー体系を当然視しているように。

  • 残念ながらリチウムは供給元が限られてるため競争原理が働きにくく、 電気自動車普及のネックともされている。

    • 正確にいえば、「リチウムの埋蔵量は、需要に対して充分だが、地理的に偏在しているので、政治経済リスクがある」といったところか。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83...

  • 日本はいずれ、大規模原子力発電船を開発して、海洋上で発電するようになると思う。 海上であれば、地震の心配もないし、冷却水に困ることもない。

  • 福島であんなことがあったのに有耶無耶だよ? 次に何かあってもまた有耶無耶に決まってるじゃん

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