2015-08-09

ニコニコ日韓関係ドキュメンタリータイズ・ザット・バインド」が韓国寄りがっかり

ニコニコ動画ドキュメンタリーを作るという。その第一弾が「タイズ・ザット・バインド~ジャパン・アンド・コリア~」。「BBCワールドワイドから推薦を受けたイギリス制作会社 BLAKEWAY が

国際的第三者視点から日韓問題」を描いたオリジナルドキュメンタリー」というのがウリらしい。

一体どういうものなのか期待してみたらびっくり。とんでもない作品だった。

第一弾は慰安婦竹島問題。第二弾がヘイトスピーチ日韓関係感情についてでした。その偏り方について、第二弾の内容を紹介しようと思う。

第二弾は、まずはヘイトスピーチについての内容だった。過激なデモ両国で行われ問題になっている。しか番組内では日本側のスピーチが延々と流されていた。具体的に数えてみると、日本デモスピーチの場面は7分以上だったのに対し、韓国は1分も取り上げていなかった。

これでは日本デモが起きているのに対抗して韓国でも対日感情悪化しているという印象が持たれてしまう。

その後はインターネット掲示板で互いの誹謗中傷が飛び交っている話が出てきた。これも先ほどと同様の手法が使われていた。なんと、掲示板映像がすべて日本語なのだ。また、炎上した例も韓国人被害にあった例を紹介するものとなっていた。被害に遭っている日本人の話はないのだろうか……。

また、16世紀から日本にいるという韓国ルーツ陶芸家の話も韓国目線に感じた。

「当時日本陶芸技術は発達しておらず」「技術を盗もうとして陶芸家が連れてこられ働かされたのでしょう」

島国日本には独自文化があると思われがちですがそれは違います

陶芸家については、豊臣秀吉が連れてきたのは事実だが、徳川家康が開放したと言われている。つまり日本に残るのは自分で決めたところが少なからずあるはずだ。

まあ陶芸家はさておきここで言いたいのは「日本の文化否定している」ことだ。これは一番反感を覚えた。その後日本反論するのかと思いきや、次の話題に移ってしまったのだ。あまりの偏りに目を疑った。日本独自文化が栄えたのは自明だ。逆に「これは韓国起源」と因縁をつけ、日本うんざりしていることは多いだろう。このような事実を載せず、韓国の主張を一方的に載せるのはどうなのだろうか。

私は日本独自文化がなかったなどと世界の人に思ってほしくない。

日本世界観光地ランキングで1位になっている京都があるのに、独自文化がないという主張を鵜呑みにしてしまうこの番組制作社のリテラシーが疑われる。

ニコニコ動画は今後新たなメディアとしての地位確立したがっているように思える。インターネット住民に媚びて日本に都合が良いものを作るのはもちろんいけないが、せめて中立立場番組を作ってほしい。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん